
ALTEC LANSING 846A Valencia
※1967年発売
846A オリジナル:¥276,300(1台、1970年頃)
¥305,400(1台、1970年改定後)
国産:¥193,400(1台、1970年頃)
¥240,000(1台、1970年改定後)
859A(箱のみ) オリジナル:¥106,400(1台、1970年頃)
¥127,200(1台、1970年改定後)
国産:¥48,000(1台、1970年頃)
¥55,400(1台、1970年改定後)
880A オリジナル:¥223,300(1970年頃) 883A オリジナル:¥296,300(1970年頃)
¥312,600(1970年改定後)
解説
アルテック中型システムの代表的モデルとしてベストセラーとなったスピーカーシステム。
846Aには前期と後期の2タイプがあり、1970年にモデルチェンジしました。また、キャビネットはアルテックオリジナルのものと指定国産タイプの2種類のバリエーションがありました。
前期はA7と同じ構成となっており、16Ω仕様となっています。
低域には38cmコーン型ウーファー416Aを搭載し、高域にはドライバー806Aとホーン811Bを用いたホーン型ユニットを搭載しています。ネットワークはN-800Gを使用しており、A7のN-800Dとは異なる構成となっています。
後期はA7-8と同じ構成となっており、8Ω仕様に変更されています。
低域には38cmコーン型ウーファー416-8Aを搭載し、高域にはドライバー807-8Aとホーン811Bを用いたホーン型ユニットを搭載しています。また、ネットワークにはN801-8Aを使用しています。
キャビネットはバスレフ方式を用いた859Aを使用しています。
外観の意匠はスペインヴァレンシア地方にある16世紀の原形をとどめる化粧タイルの模様を取り入れた木格子グリルを用いています。
846Aにはベストマッチするセンターキャビネットとして880A(ValenciaII型)や883A(ValenciaIII型)が別売りで販売され、組み合わせることでステレオアンサンブルシステムを構築できるようにデザインされていました。
883Aはウォルナット手仕上げとなっており、チューナー、アンプ、レコードプレイヤー、テープレコーダー及びレコードを収納するスペースが設けられています。
機種の定格
型式 | 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 | ||
形式 | 前期 | 後期 | ||
使用ユニット | 低域用 | 38cmコーン型(416A) | 38cmコーン型(416-8A) | |
高域用 | ホーン型(806A+811B) | ホーン型(807-8A+811B) | ||
ネットワーク | N-800G | N801-8A | ||
キャビネット | 859A | |||
インピーダンス | 16Ω | 8Ω | ||
周波数特性 | - | 35Hz~20kHz | ||
入力 | 30W(定格) | 50W(許容入力) | ||
クロスオーバー周波数 | 800Hz(12dBoct) | |||
外形寸法 | 幅700x高さ760x奥行490mm | |||
重量 | - | - | ||
別売:センターキャビネット 883A | ||||
外形寸法 | 幅2,520x高さ760x奥行490mm |