ALTEC LANSING 6041 Monitor
¥698,000(1台、1980年発売)
解説
604-8Hを用いて本格的プロフェッショナルモニターとして設計されたスピーカーシステム。
中域・高域には38cm同軸型スピーカーユニットである604-8Hを搭載しています。
604-8Hでは高域ホーンにアルテック独自のマンタレーホーンを導入するとともに、新技術である”タンジェリン”ラジアルフェイズプラグを使用することで高域特性を改善しています。
低域には6041専用に開発された38cmコーン型ウーファー416-8BSWを搭載しています。
416-8BSWでは従来のものに比べて振動系に改善が施されており、低音域の質感や量感の向上を図っています。
超高域用に6041専用に設計されたホーン型ツィーター6041-STを搭載しており、超高域でのレスポンス改善を実現しています。
全てのユニットの磁気回路にはアルニコVマグネットを使用しています。
ネットワーク部は位相差に配慮した専用ネットワークを搭載しています。
また、中域、高域、超高域用にレベル・コントロールを搭載することで調整が可能となっています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
ポート形状や内容積、補強等はコンピューター解析による設計となっており、材質面では高圧縮処理が施された25mm厚超硬質パーティクルボードを採用することで箱鳴りを抑えています。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット等 | 低域用:38cmコーン型(416-8BSW) 中域・高域用:38cm同軸型(604-8H) 超高域用:ホーン型(6041-ST) |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz |
許容入力(連続プログラム) | 65W |
出力音圧レベル | 96dB(新JIS) |
クロスオーバー周波数 | 350Hz、1.5kHz、8kHz |
外形寸法 | 幅630x高さ1,135x奥行470mm |
重量 | 92.5kg |
株式会社音響ハウス第6スタジオ
キングレコード株式会社 第3スタジオ