ALR/Jordan Classic1
¥90,000(2台1組、2004年発売)
解説
極小バッフル+密閉構造を採用した小型スピーカーシステム。
Classic1は世界的にトップセラーとなったEntrySの改良機にあたるスピーカーです。
ほぼ同じサイズの密閉型スピーカーに設計統括者であるカールハインツ・フィンク自身が設計した新ツィーターを搭載しています。
低域には11.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットはE.J.ジョーダン氏の技術的蓄積をベースに改良を加えたオリジナルユニットで、振動板にはアルミ製メタルコーンを採用しています。この振動板をオーバーサイズといえるほど強力な磁気回路で駆動しており、密閉型エンクロージャーや小口径設計などの相乗効果によってハイスピードでダイナミックな立ち上がり、立ち下がりを実現しています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板資材に日本製ポリエステル繊維を採用すると共にドームの形状変更が行われており、高域特性が23kHzから30kHzまで拡大しています。
また、レーザーによる開口処理によって耐入力の向上とスムーズな動作を実現しています。
フロントバッフルでは上下ユニットの近接配置を採用すると共に極小バッフルとすることで後面への音の素早く十分な回り込みを可能にしています。これにより点音源に近い状態を実現し、よりリアルな音場を実現しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。また、外観は天然木アルダー仕上げが施されています。
背面にはブラケット用のネジ穴が設けられています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:11.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 70Hz~30kHz |
出力音圧レベル | 86dB/2.83V/m |
クロスオーバー周波数 | 2.8kHz |
推奨アンプ出力 | 25W~150W |
外形寸法 | 幅137x高さ220x奥行190mm |
重量 | 3.0kg |