
AIWA AP-2060
¥28,800(1974年頃)
解説
オート機構を備えたベルトドライブプレイヤー。
演奏が終わるとアームが自動的に戻るオートリターン機構と搭載しています。
また、オートカット機構も装備しており、演奏途中でもレバーを引くとアームが自動的に戻ります。
ターンテーブルの駆動方式にはベルトドライブ方式を採用しています。
駆動モーターには4極シンクロナスモーターを採用しており、アルミダイキャスト製ターンテーブルを駆動しています。
ベルトにはポリウレタンベルトを採用しています。
トーンアーム部には針圧直読式の高感度スタティックバランス型トーンアームを採用しています。
インサイドフォースキャンセラーを装備しており、軽針圧でも確実なトレースを可能にしています。また、電源スイッチと連動したオイルダンプ式アームエレベーション機構を搭載しています。
出力ケーブルには低容量タイプを採用しており、CD-4に対応しています。
カートリッジにはMM型カートリッジを採用しています。
付属の2チャンネル針を4チャンネル針に交換することでCD-4レコードにも対応しています。
特殊ゴム製のインシュレーターを採用しています。
オーバーハングチェッカーやストレージパネルを装備しています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
<ターンテーブル部> | |
駆動方式 | ベルトドライブ |
駆動モーター | 4極シンクロナスモーター |
ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
回転数 | 33-1/3、45rpm |
ワウフラッター | 0.09%(WRMS) |
S/N比 | 48dB以上 |
<トーンアーム部> | |
型式 | スタティックバランス型 |
オーバーハング | 13mm |
トラッキングエラー | 5゜ |
オフセットアングル | 21゜ |
針圧可変範囲 | 0~4g |
<カートリッジ部> | |
型式 | MM型 |
セパレーション | 20dB |
針先 | 0.5mil |
針圧 | 2.5g |
周波数特性 | 20Hz~25kHz |
コンプライアンス | 8x10-6cm/dyne |
負荷抵抗 | 47kΩ~100kΩ |
交換針 | AN8743 |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅480x高さ187x奥行355mm |
重量 | 6.8kg |