AIWA AD-F80M
¥138,000(1980年頃)
解説
メタルテープに対応したカセットデッキ。
テープの性能を生かした録音が可能なFRTS機構を搭載しています。
FRTS機構では、400Hzと8kHzのテスト信号を録音しながら同時再生し、バイアス量を微調整することで、各テープごとにフラットな周波数特性を得ています。
ヘッド部には3ヘッド構成をさらに改善させたCVC3ヘッドを採用しています。
また、ヘッドには超硬質フェライトを採用しています。
メタルテープにも余裕を持って対応するため、録音アンプのリニアリティは約20dB(0VU)を確保しています。
メーターにはVU/ピークの表示ができるダブルニードルメーターを搭載しています。
キュー/レビューの可能なロジカルコントロールを採用しています。
オートリピート、メモリーリピート機能を搭載しています。
メカニズム部にはデュアルモータードライブシステムを採用しています。
ピークホールド機能を搭載しています。
Recキャリブレーション機能を搭載しています。
ダブルドルビーシステムを搭載しています。
タイマースタンバイメカを搭載しており、外部タイマーを接続することで、留守録音や目覚まし再生が可能です。
レックミュート機構を搭載しています。
シンクロオペレーション機構を搭載しています。
マイクミキシングが可能です。
純電子式のフルオートストップメカニズムを採用しています。
オイルダンプイジェクト機構を搭載しています。
別売りでリモートコントロールユニットやラックマウント用ハンドルがありました。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ | ||||
トラック方式 | 4トラック2チャンネル | ||||
周波数特性 |
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SN比 | 54dB(Dolby NR off、LHピークレベル) 68dB(Dolby NR on、FeCrピークレベル) |
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ワウフラッター | 0.04%(WRMS) | ||||
テープ速度 | 4.8cm/s | ||||
早送り、巻戻し時間 | 65秒 | ||||
録音方式 | ACバイアス(105kHz) | ||||
歪率 | 0.9%以下(0VU、FeCrテープ) | ||||
消去方式 | AC消去 | ||||
入力感度/インピーダンス | Line:50mV/50kΩ以上 Mic:0.25mV/200Ω~10kΩ適合 |
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出力レベル/インピーダンス | Line:0.41V/50kΩ以上適合 ヘッドホン:2mW/8Ω(0VU) |
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使用半導体 | IC:17個 トランジスタ:66個 ダイオード:74個 FET:6個 LED:6個 |
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電源 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
消費電力 | 26W | ||||
外形寸法 | 幅450x高さ120x奥行327mm | ||||
重量 | 9.5kg | ||||
別売 | オーディオハンドル AH-10(¥2,000) リモートコントロールユニット RC-10(¥9,000) |