オーディオの足跡

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AF-3055の画像
 解説 

カセットデッキを内蔵したステレオレシーバー。


カセットデッキ部
カセットデッキ部は録音や再生をはじめとした全ての操作が前面で行えるオール前面操作方式となっており、ラックに収納して使用できます。

テープセレクターを搭載しており、高域特性に優れたクロームテープに対応しています。

メカニズム部にはテープFWDの操作でヘッドを一切動かさない独自メカニズムを採用しており、安定したテープ走行と良好なヘッドタッチを得ています。
駆動モーターにはDCサーボモーターを採用しています。

ヘッドには従来ヘッドの10倍の寿命を獲得した超硬質パーマロイヘッドを採用しています。

ポーズボタンやテープ照明ランプ、フルオートストップ機構、スリープタイマーなどの機能を搭載しています。


チューナーアンプ部
パワーアンプ部には純コンプリメンタリー回路を採用しています。

スピーカーマトリックスによる4チャンネル再生に対応しています。
4チャンネルポジションは2シュルいあり、SQやRM等の4チャンネルソースの場合はポジション1を、従来の2チャンネルソースの場合はポジション2を使うと最大の効果が得られます。

マイクミキシング回路を搭載しています。
マイクを2本用いるとステレオミキシングが行えます。また、マイク1本の場合はマイク音を両側のスピーカーから出力できます。
ミキシングボリュームによってフェードインやフェードアウトが可能です。

チューナー部のフロントエンドにはFETを採用しており、同調回路のクオリティを高めています。また、IF段にはセラミックフィルターを採用し、MPX回路にはPLL回路を採用しています。

FMミューティングスイッチを装備しており、FM選局時の局間ノイズを低減できます。

機種の定格
型式 カセットレコーダー内蔵マトリックス4チャンネルレシーバー
<チューナー部>
受信周波数 FM:76~90MHz
AM:525~1,605kHz
実用感度 FM:2.8μV(IHF)
AM:300μV/m(IHF)
周波数特性 FM:20Hz~15kHz
S/N比 FM:65dB
歪率 FM:0.5%
ミューティングレベル 20dB
アンテナ FM:300Ω(平衡型)
AM:バーアンテナ内蔵、外部アンテナ端子付き
<FMマルチ部>
セパレーション 40dB以上(1kHz)
歪率 0.7%
<デッキ部>
トラック方式 4トラック・2チャンネル
テープ速度 4.8cm/s
録音時間 90分(C-90往復)
ワウフラッター 0.15%WRMS
周波数特性 30Hz~16kHz(CrO2録再)
S/N比 60dB(再生)
58dB(総合)
バイアス周波数 61kHz
消去方式 AC消去
モーター DCサーボモーター
録音レベル指示 VUメーター
<アンプ部>
回路方式 純コンプリメンタリーSEPP OTL
出力 15W+15W(EIAJ)
ミュージックパワー:47W(2ch、8Ω)
周波数特性 20Hz~150kHz ±1dB(メインアンプ)
入力感度/インピーダンス Phono MAG:3mV/50kΩ
Phono CER:ハイ・インピーダンス用
Mic:0.4mV/600Ω、適合インピーダンス:200~50kΩ
Aux、Din:200mV/50kΩ
出力レベル/インピーダンス Line out:200mV/15kΩ
Din out:60mV/47kΩ
SP:8Ω(フロント/バック共)
トーンコントロール Bass:±12dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
Phonoイコライザー RIAA
イコライザーS/N比 80dB以上(IHF-Aネットワーク)
ダンピングファクター 50(8Ω)
残留雑音 1mV以下(8Ω負荷、音量調整最小)
歪率 0.08%(10W+10W、1kHz)
<総合>
使用半導体 トランジスタ:54個
ダイオード:21個
FET:1個
IC:1個
バリスタ:3個
バリキャップ:1個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 50W
外形寸法 幅480x高さ136x奥行320mm
重量 8kg