ADC SA-1
¥49,000(1981年代頃)
解説
リスニングルームでのオーディオシステムトータルでの周波数特性を測定できるスペクトラム・アナライザー。
プリアンプやプリメインアンプと接続し、付属のマイクロフォンをセットした状態でピンクノイズのスイッチを入れることで、部屋全体を含めたシステムの周波数特性を確認することができます。
アンプやデッキの入出力端子と接続することで個々の機器の周波数特性を測定することができます。
SA-1のディスプレイは10バンドとアベレージバンドをLEDで表示できます。また、ピークホールド機能も搭載しており、瞬間的な周波数特性をホールドしておくこともできます。
表示レンジは1~12dB/2~24dB/3~36dBの3段切換式となっており、1つのLEDが1dB/2dB/3dBのレンジ幅となっています。
スイッチの切換えによりLch/Rch/Bothの表示切換えが可能です。
機種の定格
| 型式 | スペクトラム・アナライザー |
| 表示周波数精度 | 31Hz~1kHz:±10% 2kHz~16kHz:±5% |
| メーター精度(1kHz) | 12dBレンジ:±1dB 24dBレンジ:±2dB 36dBレンジ:±3dB |
| 入力感度/インピーダンス | Mic:0.5mV/33kΩ Line in:150mV/100kΩ |
| ピンクノイズ出力レベル | 150mV |
| 周波数特性 | Line in:31Hz~16kHz ±0.5dB Mic:31Hz~16kHz ±3dB |
| 電源 | AC100V/120V/220V/240V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 18W |
| 付属:マイク | |
| 型式 | エレクトレットコンデンサマイク |
| インピーダンス | 600Ω(1kHz) |
| 感度 | -71dB(0dB=1V/1μbar) |
| 補正後周波数特性 | 30Hz~16kHz |
| 指向性 | 無指向性 |
| バッテリー | 1.5V、UM-5/Nサイズ |