ADC ADC-27
¥25,000(1960年代頃)
解説
ADC-25、26をベースにコストダウンを図ったIM型カートリッジ。
従来スタイラスアッセンブリーに付属していたマグネットは、アッセンブリー下部のボディに埋め込まれています。また、アッセンブリーには導磁ヨークを設置し、セットした時にマグネット化するようになっています。これにより、アッセンブリーは簡単に抜き差しができ、差し込み過不足がなく、磁力によりカンチレバーは常にセンターに保持されます。
ADC-27の本体はADC-25と共通設計になっているため、R-252やR-253のスタイラスを追加することで、ADC-25と同様の使い方が可能です。
機種の定格
| 型式 | IM型カートリッジ |
| 周波数帯域 | 10Hz~22kHz ±2dB |
| 出力 | 4.5mV(5.5cm/sec) |
| セパレーション | 30dB(50Hz~15kHz) |
| コンプライアンス | 40x10-6cm/dyne |
| トラッキングアングル | 15゜ |
| インピーダンス | 47kΩ |
| 針先 | 0.3x0.7mil(R-27) |
| 針圧 | 0.5g~1.5g |
| 自重 | 9g |
| 交換針 | R-27(¥12,000) |