
A Capella TW-1S
¥500,000(1台、発売時期不明)
解説
イオン放電方式を採用したトゥイーターユニット。
イオン放電方式は、クォーツセルの内部に設けた特殊金属電極に高圧高周波発振器によるイオン放電を発生させ、オーディオ信号を変調して加えることで、イオン化ガスの変動として生ずる空気振動に変換するという構造となっています。
通常のトゥイーターとは異なり、振動板を一切使用しないため、それまで振動板の固有の音に左右されていたトゥイーターの特性が飛躍的に向上しており、音楽信号の再現能力を高めています。
TW-1Sでは、これまでのイオン・トゥイーターにとって最大の欠点とされていたイオン放電部の電極に高耐久を誇る特殊金属を新採用しており、半永久的な愛用を可能にしています。
電極部には真鍮削り出しによる円形エクスポネンシャルホーンを装備しており、音圧レベルの低さを改善し、高い音圧を獲得しています。
フレアカットオフが2kHzと低いため、3kHzから8kHzまでの間で自由にクロスオーバーを設定できます。
15W純A級パワーアンプやハイパスフィルター、入力レベルコントロールを搭載しています。
機種の定格
型式 | イオントゥイーター |
周波数範囲 | 3kHz~100kHz(下限クロスオーバー変更可) |
最大音圧レベル | 110dB/W/m |
入力感度 | 0.775V |
入力インピーダンス | 600Ω |
クロスオーバー周波数 | 12dB/oct |
クロスオーバー周波数 | 3kHz~8kHz |
外形寸法 | 幅300x高さ150x奥行230mm |
重量 | 15kg |