オーディオの足跡

PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

Q-50iの画像
 解説 

99年から発売されたQシリーズをシアターサウンドのためにリファインしたスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファーを2個搭載しており、両サイドに向き合わせる事でエンクロージャーの不要共振を低減させています。
振動板にはパルプとカーボンファイバーを用いた複合コーンを採用しています。また、これらのユニットはボイスコイルサイズが40mmから50mmへ変更されており、より正確で立ち上がりの早い低音再生を可能にしています。

中域には16.5cmコーン型ミッドレンジを2個搭載しています。
これらのユニットは100Hzから3kHzの中音域を受け持っており、微妙にその特性をずらす事でツィーターとのつながりをよりスムーズにしています。上のユニットはネットワークで分割された中音域の100Hzから3kHzをフルカバーしていますが、下のユニットは帯域内でさらに1kHz以上を-6dB/octという緩やかな減衰特性を持たせています。
振動板にはポリプロピレンとカーボンファイバーを用いた複合コーンを採用しています。

高域には2.5cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはピュアチタンダイアフラムを採用しています。

ウーファー部以外は防磁設計となっています。

エンクロージャーにはバスレフ/密閉切替方式を採用しています。
この方式では同一素材で作られたカバーでバスレフポートが塞げるよう設計されており、部屋の大きさや好みに応じてバスレフ方式と密閉方式のどちらの方式でも使用ができます。
外観はアメリカンウォルナット仕上げが施されており、サイドにブラックマット仕上げを施す事でスクリーンの映り込みにも配慮がされています。

入力端子には許容電流能力が高く、接点接触の低い大型端子を3組装備しており、トライワイヤ接続にも対応しています。
また、適正トルクでスピーカーターミナルを締め付けるオリジナル治具が付属し、バナナプラグにも対応しています。

スパイクとスパイク皿が付属しています。

機種の定格
方式 3.5ウェイ・5スピーカー・バスレフ/密閉方式・トールボーイ型
防磁設計(ウーファーは非防磁)
使用ユニット 低域用:30cmコーン型x2
中域用:16.5cmコーン型x2
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 20Hz~20Hz ±3dB
インピーダンス
許容入力 10W~500W
出力音圧レベル 94dB/W/m
クロスオーバー周波数 100Hz、1kHz、3kHz
外形寸法 幅326x高さ1,502x奥行545mm
重量 72kg
付属 スパイク、スパイク受け皿