オーディオの足跡

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D-75000の画像
 解説 

力強さとだぶつきの無い音の両方を実現するために設計された中低域用ドライバーユニット。

振動板には軽くて硬いジュラルミン板を成形して使用しています。また、エッジにはプラスチック膜を加熱成形してコルゲーションを加えたものを使用しています。
ボイスコイルにはアルミニウムのリボン線をエッジワイズ巻きしたものを採用しています。

磁気回路には強力なニッケル・コバルト鋼の外径140mmマグネットを使用しており、ギャップには高磁束密度に使えるパーメンジュールを使用しており、高い磁束密度を確保しています。

D-75000は少なくともカットオフ周波数100Hz以上のホーンを使用するよう設計されています。YL音響ではホーンとしてMB-70やMB-90などがラインナップされていました。
また、高域は800Hz位まで使用し、それ以上をD-3500(またはD-35000)にCO-800のホーンをつけて組み合わせる構成や、高域を500Hz(内径400Hz)までにして、中音に55シリーズ、中高音に35シリーズを用いた5ウェイシステム構成などを提案していました。

機種の定格
型式 中低域用ドライバーユニット
使用可能帯域 100Hz~800Hz
インピーダンス 8Ω(16Ω)
最大許容入力 40W
磁束密度 22,000gauss
外形寸法 直径140x高さ132mm
重量 -