YAMAHA TX-2000
¥100,000(1988年発売)
解説
CSLファインチューニングシステムを搭載したFM/AMチューナー。
様々な電波コンディションの下で良好なオーディオ特性を保てるよう、ヤマハ独自のCSL(コンピュータ・サーボ・ロック)チューニングシステムを搭載しています。
通常の0.1MHzステップのチューニングに加え、10倍精度PLLによる0.01MHzステップのファインチューニングが可能です。これにより希望局に対して極めて近い隣接局の影響を避けることができます。
またAM受信時には、通常の9kHzステップから1kHzステップへのファインチューニングができます。
AM/FM24局ランダムプリセットチューニングが可能です。
また、5WAYマルチステートメモリを採用しており、プリセット局ごとにSTモード、ハイブレンド、IFモード、アンテナインプット、RFアッテネーターの各受信モードを同時にメモリできます。
リニアフェイズIFアンプを採用しています。
ビート歪を排除したアナログ掛算MPX回路を採用しています。
低インピーダンス・ローノイズ大型マッシブ電源トランスを採用しています。
受信局名を4文字まで表示できるステーション・コールサイン・メモリーを搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
実用感度 | mono:0.9μV/10.3dBf(75Ω) |
S/N50dB感度(75Ω) | mono:1.55μV/15.1dBf stereo:20μV/37.2dBf |
イメージ妨害比 | 100dB |
IF妨害比 | 110dB |
スプリアス妨害比 | 110dB |
AM抑圧比 | 70dB |
キャプチャーレシオ | wide:1.2dB |
実効選択度 | narrow:90dB |
S/N比 | mono:103dB stereo:93dB |
全高調波歪率(wide、1kHz) | mono:0.009% stereo:0.01% |
ステレオセパレーション | wide:70dB(1kHz) |
周波数特性 | 20Hz~15kHz +0.2 -0.5dB |
<AMチューナー部> | |
実用感度 | 100μV/m |
イメージ妨害比 | 40dB |
スプリアス妨害比 | 50dB |
実効選択度 | 32dB |
S/N比 | 52dB |
全高調波歪率 | 0.3% |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 12W |
外形寸法 | 幅473x高さ95.5x奥行366.5mm |
重量 | 7.2kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RS-TX2000 |