YAMAHA CT-400
¥40,000(1976年頃)
解説
シンプルな回路構成を採用したFM/AMチューナー。
フロントエンドには低雑音のジャンクションFETを使用しており、イメージ妨害比やスプリアス妨害比の向上を図っています。
IF段は定電流バイアス回路で構成された高利得のIC差動アンプと6素子セラミックフィルタを配しており、ヤマハ独自の微分利得直視法でその位相特性をチェックするなどによって優れた特性を得ています。
MPX回路にはICによる2重平衡差動復調回路を採用しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信感度(IHF、84MHz) | 2.0μV |
イメージ妨害比(84MHz) | 55dB |
IF妨害比(84MHz) | 75dB |
スプリアス妨害比(84MHz) | 75dB |
キャプチャーレシオ | 1.5dB |
実効選択度(IHF) | 75dB |
SN比 | mono:70dB stereo:66dB |
全高調波歪率(400Hz) | mono:0.3% stereo:0.5% |
ステレオセパレーション | 40dB(400Hz) |
周波数特性 | 20Hz~14kHz +1.5 -3dB |
サブキャリア抑圧比 | 40dB |
<AMチューナー部> | |
受信感度(IHF、バーアンテナ) | 52dB/m |
選択度(1000kHz) | 25dB |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 2.6W |
外形寸法 | 幅436x高さ144x奥行300mm |
重量 | 5.0kg |