YAMAHA VS-E1
¥18,000(1台、1987年頃)
解説
新開発のオムにドームを採用した、コンパクトサイズのスピーカーシステム。
DSP-1などによる音場再生をよりスマートに楽しめるように設計されています。
低域には12cmコーン型ウーファーを採用しています。
コーン紙にセラミックを複合して応答特性を向上させた、SFCC(スーパー・ファイン・セラミック・コンポジット)コーンを使用しており、高分子素材のエッジと相まって、スムーズな音の立ち上がりを実現しています。
高域には3cmのオムニドーム型トゥイーターを採用しています。
振動板は、360度方向の反射音を集積したDSP-1の音場特性を100%生かすため、ほぼ半球状に振動板を成型したオムニドームとなっています。
低域、高域のユニットともに、キャンセリングマグネット方式による完全防磁設計を施してあり、モニター等への悪影響を防止しています。
ネットワークにはOFC(無酸素銅)空芯コイルを採用しており、内部配線材もOFCとして、信号の劣化を抑えています。
音質とともに省スペースを考慮して、高密度樹脂製の薄型キャビネットを採用しています。
内部に吸音材を充填した密閉型として、急激な位相反転のないスムーズな低域再生を獲得しており、これによりメインスピーカー低域と複雑な干渉や打消し効果を防ぎ、反射音成分とメインスピーカーが作るステレオ音像の空間合成をより自然に行い、音場を形成します。
さまざまな取付・設置条件に適応できるよう、簡易スタンドとフックが付属してます。
向きが360度変える事ができるフレキシブルスタンドにより、縦置き/横置きにも対応し、傾き具合も調整できます。また、縦掛け用と横掛け用の2種類のフックがあり、壁面への取り付け条件に合わせて使い分けられます。
別売りで、フロア用トールスタンド(VSS-1800G/W)がありました。VS-E1のサランネットを取り外せば、手軽に取り付けが可能です。
また、スピーカーコードをスタンド内部に配線可能です。
転倒防止用チェーンが付属しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:12cmコーン型 高域用:3cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 100Hz~20000Hz |
クロスオーバー周波数 | 3000Hz(12dB/oct) |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 88dB/W/m |
許容入力 | 30W |
ミュージック入力 | 60W |
外形寸法 | 幅135x高さ300x奥行76.5mm |
重量 | 2.6kg |
付属 | OFCスピーカーコード(10mx2) |
別売:フロア用トールスタンド VSS-1800G(灰)/VSS-1800W(白)(2台1組、¥40,000) | |
外形寸法 | 幅300(ベース部)x高さ1820x奥行300(ベース部)mm |
重量 | 8.0kg |
別売:テーブル/ラック用・万力型スピーカーホルダー SPM-1(2台1組、¥12,000) | |
外形寸法 | 幅162(最大)x高さ452~394x奥行34mm |
重量 | 0.7kg |
別売:天井吊り/壁掛用スピーカーホルダー SPM-2(2台1組、¥10,000) | |
外形寸法 | 幅100x高さ100x奥行105mm |
重量 | 0.63kg |
別売:テーブル/ラック用・三脚型スピーカーホルダー | |
外形寸法 | 幅250x高さ103x奥行214mm |
重量 | 0.5kg |