YAMAHA NS-500Ma
¥59,800(1台、1986年頃)
解説
NS-500Mをデジタルソースへの対応させるため、全面的に見直してクオリティアップを図ったスピーカーシステム。
低域には30cmのユニットを採用しています。
このユニットには長繊維カーボンで織り上げられた2枚の素材を、45゜の角度で熱プレスしたコーンを採用しています。
中域には、10cmのユニットを採用しており、センタードームにTiC(カーボネイトチタン)素材を採用しており、OFCリボン線によるエッジワイズ巻ボイスコイルと、ストロンチウムマグネットで駆動しています。
高域には、3cmのピュアベリリウムドームを採用したユニットを採用しています。
銅クラッドアルミリボン線エッジワイズ巻コイルと、φ85mmのストロンチウムマグネットを採用しています。
各ユニットはダイヤモンドカット仕上げのアルミダイカストフレームを採用し、堅牢なバッフルに固定することで、不要共振の発生を防いでいます。
ネットワークにはBPコンデンサ、MPコンデンサを各帯域で使い分け、さらに線材にはすべてOFC線を使用しています。
エンクロージャーは三方留め組みとしています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:10cm複合型 高域用:3cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 40Hz~20000Hz |
クロスオーバー周波数 | 700Hz、4000Hz(12dB/oct) |
出力音圧レベル | 91.5dB/W/m |
インピーダンス | 6Ω |
許容入力 | 100W |
ミュージック許容入力 | 200W |
外形寸法 | 幅374x高さ678x奥行324.5mm |
重量 | 23.5kg |