オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

AX-2000Aの画像
 解説 

徹底してアナログの最良を求め、ピュアオーディオを貫いた最高級のプリメインアンプ。

ボリュームでのSNの劣化を改善するため、高性能リニアアンプと可変抵抗によるアクティブボリューム(最大ゲイン+22.5dB)を採用し、アンプゲインをバランスよく配置したMEGA-SN(Most Effective Gain Arrangement for Signal to Noise Ratio)回路を採用しており、これにより実使用時のSNを大幅に改善しています。

AX-2000Aでは、MEGA-SN回路をベースにさらにSNを改善したMEGA-ダイレクトイン回路を搭載しています。
この回路は、トーンアンプを解除する代りに入力端子直後に超ローノイズダイレクトアンプを用意しており、トータルゲインを確保しつつSN比を向上させたものです。
この回路で重要なダイレクトアンプには、ゲイン設定素子にC(容量)を用いた容量分割型を採用しており、アンプ初段を超ローノイズデュアルFET構成としたものが採用されています。
この結果、ボリューム後のゲインはパワーアンプの12dBだけとなり、Vol min点ではMEGA-SN回路に比べてさらに11.5dBのSN比改善を実現しています。

プロ機器用+4dBmとのレベル切換付キャノン端子を搭載しており、業務用CDプレイヤーやDATをそのまま接続できます。また、キャノン-ピン切換スイッチを搭載しているため、パラに接続して聞き比べが行えます。

パワーアンプ部はHCA回路によるA級動作が採用されています。
これは、TrのIC-VBE特性がもつ対数特性をそのまま利用することで、全出力においてカットオフせずに、双曲線変換(ハイパーボリック・コンバージョン:HC)A級動作が行えるのを利用したもので、アイドリング電流に依存せず、デュアルTr2個というシンプルな構成で全負荷・全出力ピュアA級動作を実現しています。
これにより、低歪なだけでなく1Ωなどの低負荷でもカットオフすることなくA級動作が可能となり、スピーカーのインピーダンスに左右されないドライブ能力を獲得しています。

電源部には420VAのシールドケース入り巨大電源トランスと、27,000μF×2のオーディオ用アルミ電解コンデンサを搭載しています。

構造的・重量的なバランスを保つため、パワーアンプ部を電源トランスの左右に対称に設置しており、回路基板はウッドパネルに接した最外側配置として磁気歪の問題を解消しています。
また、プリ部及びコントロール部は相互干渉を防ぐために独立2BOXとし、銅メッキのシャーシ、フレームを全面採用するなどの対策がされています。

MC/MM独立の専用イコライザアンプを搭載しています。
増幅後に入力切換となるため、信号の音質劣化を少なく抑えられています。

入力やRec Outセレクタには、低歪率仕様のディスクリート構成電子スイッチにより入出力端子のすぐ背後で切換える方式を採用しています。
これにより、微小信号のまま配線を引き回す事が無く、音質劣化を少なく抑えています。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
定格出力(20Hz〜20kHz) 150W+150W(6Ω、歪0.003%)
ダイナミックパワー 600W+600W(1Ω)
500W+500W(2Ω)
240W+240W(6Ω)
入力感度/インピーダンス Phono MC:100μV/1kΩ
Phono MM:2.5mV/47kΩ
CD、etc:150mV/47kΩ
アクセサリーIn:150mV/47kΩ
ダイレクトIn(アンバランス):150mV/47kΩ
ダイレクトIn(バランス・ノーマル):150mV/40kΩ
ダイレクトIn(バランス・プロコース):1.23V/40kΩ
最大許容入力
(1kHz、歪0.01%)
MC:6mV
MM:140mV
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.2dB(全入力)
全高調波歪率 0.003%(MC、MM→Rec Out、20Hz〜20kHz、3V)
S/N比(IHF-A) Phono MC:83dB(250μV)
Phono MM:90dB(2.5mV)
残留ノイズ(IHF-A) 23μV(ノーマル、Vol-∞)
7μV(ダイレクト、Vol-∞)
トーンコントロール Bass:±10dB(20Hz、ターンオーバー周波数 350Hz)
Mic:±10dB(1kHz、ターンオーバー周波数 1kHz)
Treble:±10dB(20kHz、ターンオーバー周波数 3.5kHz)
サブソニックフィルター 15Hz、-6dB/oct
消費電力 300W
外形寸法 幅473×高さ170×奥行475mm
重量 28kg
付属 リモコン