YAMAHA AVC-30
¥64,800(1987年発売)
解説
フロントに100W+100W、リアに20W+20Wの4アンプドライブを内蔵したAVプリメインアンプ。
カメラで撮影したオリジナルビデオの編集などに役立つAV一体のRec Outセレクタを設けています。
画と音のポジションは4モードあり、
インプットセレクタのポジションに従ったソースを録音・録画し、録りたい画を見ながら、また録りたい音を聴きながらダビングするSourceモード。
Tape1に接続したテープデッキの音を、VCR1、またはVCR2/Tape2へ送るTape1モード。
VCR1に接続したビデオデッキの画と音、あるいは音のみを、Tape1、またはVCR2/Tape2へ送るVCR1モード。
VCR2/Tape2に接続したビデオデッキの画と音、あるいはテープデッキの音を、Tape1へは音のみ、VCR1へは画と音、あるいは音のみを送るVCR2/Tape2モード。
の4モードになります。
映画館そのままの音響効果で楽しめるドルビーステレオ映画ソフト用のドルビーサラウンドに加えて、オリジナルソースの音場感を活かし、自然な音響を生み出すフィルタをベースにしたヤマハ独自のサラウンドを搭載しています。
ドルビーサラウンドモードでは、ドルビーサラウンドのクレジットの付いた映画ソフトを再生。
ナチュラルサラウンドモードは、ステレオソース用で、フロントはステレオのまま、リアのみマトリックス処理により信号を剛性したのち、くし形フィルタでL、Rに振り分けて再生します。
シミュレーテッドさラウンドは、モノラルソース用で、リアをくし形フィルタでL、Rに振り分けて擬似ステレオ化します。
LED指標付きマスターボリューム、LR独立のリアレベルボリューム、低域の量感を高めるバスエクステンションスイッチなどの機能を搭載しています。
映像3系統、音声8系統のマルチ入力端子を搭載しています。
ヤマハの一部のコンポーネント機器の操作も可能なシステムリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVプリメインアンプ |
最大出力 | フロント:100W+100W(6Ω、20Hz~20000Hz、歪0.05%) リア:20W+20W(6Ω、20Hz~20000Hz、歪0.05%) |
全高調波歪率 | 0.05%(8Ω、20Hz~20000Hz、50W) 0.005%(MM) |
周波数特性 | 20Hz~20000Hz、±0.5dB(CD他) |
S/N比(IHF-A) | MM:74dB CD他:100dB |
入力感度/インピーダンス | MM:2.5mV/47kΩ CD他:150mV/47kΩ |
映像入出力/インピーダンス | 1.0Vp-p/75Ω |
最大許容入力 | 130mV(1kHz) |
トーンコントロール (最大可変幅/J.O.F) |
Bass:±10dB/350Hz Treble:±10dB/3.5kHz |
バスエクステンション | +7dB(75Hz) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 220W |
外形寸法 | 幅435x高さ121x奥行316mm |
重量 | 10.2kg |
付属 | リモコン RS-AV3 |