Wilson Audio WATT
¥1,500,000(2台1組、1987年11月発売)
¥1,460,000(2台1組、※ウッドパネル無し)
解説
ロケーションモニタースピーカーとして設計、製作されたスピーカーシステム。
WATTは"Wilson Audio Tiny Tot"の略です。
低域には16.5cmコーン型ウーファー、高域には2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
各ユニットは5/1000以下の許容度でマッチされています。
ネットワーク部には、ポリプロピレンキャパシターやOFC空芯インダクターとこれにマッチする線材を使用しています。
エンクロージャーの材質には鉱物成分とセラミックが入ったマタクリレートポリマーを採用しています。
さらに、亜鉛合金インゴットの厳密な配置によりメカニカルチューニングが施されています。
低域用のチューニングポートが付属しており、使用するアンプに適応するダンピングファクターを変換できます。
WATTでは20~80(真空管アンプ用)と100~400(ソリッドステートアンプ用)の2種類のポートが付属しています。
別売りオプションとして販売された専用スタンド"Gibraltar Stand"では、WATTと同一の素材を使用しており、低域から中低域にかけてのアコースティカルな補助動作を得ることができます。
その他に、受注生産品としてサブウーファーがあり、18inchウーファーにより、低域特性を改善することが可能です。このサブウーファーのエンクロージャーはテーブルタイプの構造をしています。また、専用のクロスオーバーが付属しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:16.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 4Ω |
推奨アンプ出力 | 30W以上 |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
外形寸法 | 幅305x高さ356x奥行419mm |
重量 | 27.2kg |
付属 | チューニングポート(2種類) |
別売 | ジブラルタルスタンド(2台1組、¥180,000) サブウーファー(システムに応じて受注生産) |