オーディオの足跡

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MTR-15Mの画像
 解説 

4チャンネルと2チャンネルの録音・再生が可能な4チャンネルテープデッキ。

4チャンネルソースをそのまま録音して再生することができます。また、マイク端子を4チャンネル分装備しているため、自作の4チャンネルテープの作成も可能です。

ライン出力端子のほかに、ビクターのセパレートステレオMCSSシリーズ用の9P端子を搭載しています。
ライン出力は半固定VRでセットできるため、他ソースとのレベル合わせが容易に行えます。

メインボリュームとは別に各チャンネル用のレベルコントロールを搭載しており、VUメーターとの併用でレベル合わせが簡単に行えます。

メカニズム部はMTR-10型やTR-694型に使用されたメカニズムに改良を加えたものを採用しており、ゴロやワウフラッター、回転ムラ等を排除しています。

ヘッド部には材質や形状を吟味してヘッドタッチが良好で摩耗の少なく抑えた新ヘッドを採用しています。

自動停止装置を搭載しており、テープ巻取り後に自動的にモーターが停止します。

リセットボタン付きの4桁テープカウンターを搭載しています。

外観のデザインは2種類あったようです。
メーター/操作部の配色が異なるモデルと、V7シリーズと同じシャンパンゴールドカラーがありました。

機種の定格
型式 4ch/2chテープデッキ
ヘッド 3ヘッド
音量調整 1ch~4ch連動メインボリューム
各チャンネル別レベルコントロール
レベルメーター 各チャンネル1個ずつ
チャンネル切換 2ch-4ch切換スイッチ
バイアス方式 ACバイアス
消去方式 AC消去
テープ速度 19cm/s、9.5cm/s
録音時間 90分(550mテープ、19cm/s)
180分(550mテープ、9.5cm/s)
※4ch録音時は1/2、モノラル録音時は2倍
早送時間 3分30秒以内(7号テープにて)
巻戻時間 2分30秒以内(7号テープにて)
ワウフラッター 0.15%以下(19cm/s、RMS)
0.25%以下(9.5cm/s、RMS)
周波数特性 30Hz~20kHz(19cm/s)
30Hz~13kHz(9.5cm/s)
S/N 52dB以上(ピークレベル)
クロストーク 50dB以上
歪率 1.1%以下(規定録音・再生にて)
録音再生・補償特性 NAB規格
入出力端子 4chマイクジャック:0.5mV/10kΩ
4ch入力端子
4ch出力端子:0~0.775V可変/3.3kΩ
MCSSセパレート用出力端子
DIN規格端子
使用半導体 トランジスタ:30個
ダイオード:6個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 40W(50Hz)、38W(60Hz)
外形寸法 幅410x高さ345x奥行180mm
重量 9.8kg