VICTOR KD-W5
¥59,800(1982年発売)
解説
KD-W7型をベースに、さらに使いやすさを追求したダブルカセットデッキ。
シンクロスタート、シンクロストップ機能を搭載しており、ボタン一つでダビングが可能です。
また、Music-ScanとAuto Rec Muteの併用により、素早い編集が可能です。
倍速ダビング機能を搭載しています。
カラオケ&ミキシング同時録音機能を搭載しており、Aデッキで演奏を流しながら、マイクから音声を入力した場合、ダビングの操作をしておけばAデッキ+マイクの内容がBデッキに録音されます。
Aデッキはピッチコントロールを搭載しています。
メカニズム部にはIDメカとフルロジック・コントロールを採用しており、どのモードへも直接移行できるダイレクトチェンジ機能を搭載しています。
コンティニュアス・プレイ機能を搭載しており、AテープからスタートしてB→A→Bと交互に最高15回まで自動再生します。
一度押せば約4秒の無音スペースを自動的に設定できるオートRec Mute機能を搭載しています。
ANRS/ドルビーB NRを搭載しています。
ミュージックスキャン(デッキA)、タイマースタート機構(デッキB)、オートテープセレクト機構(デッキA)などの機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
トラック形式 | コンパクトカセット・ステレオ |
ヘッド | Aメカ 再生:メタパームヘッド Bメカ 録再:メタパームヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
モーター | キャプスタン・リール:電子制御DCモーターx2 |
ワウ・フラッター | ±0.10% Wpeak 0.05% WRMS |
早巻時間 | 約85秒(C-60) |
周波数特性(EIAJ) | メタル:30Hz~16kHz ±3dB(-20VU録音) 30Hz~12kHz ±3dB(0VU録音) VX/クローム:30Hz~16kHz ±3dB(-20VU録音) 30Hz~8kHz ±3dB(0VU録音) ノーマル:30Hz~15kHz ±3dB(-20VU録音) 30Hz~8kHz ±3dB(0VU録音) |
周波数範囲(EIAJ) | メタル:20Hz~18kHz(-20VU録音) VX/クローム:20Hz~18kHz(-20VU録音) ノーマル:20Hz~17kHz(-20VU録音) |
SN比 | 54dB(メタルテープ、EIAJ) 58dB(WTD、1kHz、3%3次高調波歪率、メタルテープ) ANRS/Dolby B NR on:1kHzで5dB、5kHz以上で10dB向上 |
歪率 | 0.5%(EIAJ、1kHz、3次高調波歪率、メタルテープ) |
チャンネルセパレーション | 40dB(1kHz、EIAJ) |
クロストーク | 55dB(250Hz、EIAJ) |
入力端子 | Mic:0.2mV/-74dBV/600Ω~10kΩ Line:80mV/100kΩ |
出力端子 | Line:0.3V/4.7kΩ Headphone:0.3mW/8Ω(適合インピーダンス8Ω~1kΩ) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 16W |
最大外形寸法 | 幅435x高さ120x奥行281mm(脚、つまみ含む) |
重量 | 約5.0kg |