VICTOR XP-A1000
¥128,000(1988年発売)
解説
演奏会場の規模や形態、空気感を再現するため、データプログラムなどの機能を搭載したデジタルアコースティックプロセッサー。
合計6本のマイクを採用した対称6点音場解析法により、世界各国15ヶ所の音場空間を実測定しており、その特性をコンピューター解析したプログラムを搭載しています。
さらに、シミュレーションによる映画館のデータも加えた合計20種類のプリセットパターンを搭載しており、さらにプリセットされたプログラムを好みにより作り換え、20パターンまで新たに登録できます。
音場測定、解析、再現まで一貫した左右独立信号処理システムを搭載しています。
音質を左右するA/D変換部には、64倍オーバーサンプリング・デジタルフィルター内蔵左右独立ツインADCを採用しています。
リスニングルームの残響時間や広さに合わせて調整できるパラメーターにより、デッドやラインに偏った部屋、狭い部屋でもナチュラルな特性に設定できます。
6ch/4ch切換が可能です。
光・同軸3系統のデジタル入出力端子を搭載しています。
オリジナルネームが文字表示できるFLディスプレイを採用してます。
リモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | デジタル・アコースティック・プロセッサー |
量子化 | 16ビットリニア48kHz |
A/D変換 | 64倍オーバーサンプリング左右独立2A/Dコンバーター |
D/A変換 | 4倍オーバーサンプリング2D/Aコンバーター |
プロセス方式 | 左右独立プロセス(4/6ch) |
デジタル入力 | 光:1系統 同軸:2系統 |
デジタル出力 | 光:1系統 同軸:2系統 |
歪率 | デジタル:0.004% アナログ:0.005% |
ダイナミックレンジ | 94dB |
外形寸法 | 幅435x高さ103x奥行357mm |
重量 | 5.8kg |
付属 | リモコン |