VICTOR SX-WD10
¥88,000(1台、2005年5月発売)
解説
ホームシアターにも対応したトールボーイタイプのウッドコーンを採用スピーカーシステム。
低域には11cmコーン型ウーファーを2個搭載しており、ツイン駆動方式とする事で小口径ながら豊かな中低音を実現しています。
振動板にウッドコーンを使用しています。木の振動板は木目方向ではアルミに匹敵するような高い伝搬速度を持ち、交差する方向では半分以下の速度となって固有共振が発生しにくいという特長を持っています。また、余分な振動を吸収する内部損失が適度で減衰特性が優れています。この振動板を25mmφ口径のエッジワイズ巻き4層ボイスコイルと強力な磁気回路でドライブしています。
また、エッジ部にはブチルラバーエッジ、フレームにはアルミダイキャストフレームを採用しています。
高域には2.0cmドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはウッドドームを採用する事でウーファーとの自然なつながりに配慮しています。ウッドドームの木目による自然な共振分散作用でカラーレーションを抑えています。ボイスコイルにはCCA(Copper Clad Aluminium)を採用しており、振動系の軽量化を実現しています。
磁気回路にはネオジウムマグネットを採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
SX-WD10では独自の曲面形状を持つエンクロージャーとする事でシアターサウンドに求められる広がりと臨場感の再現を図っています。
板材はフロントバッフルにはMDF材を採用しており、外観は木目調のシートに光沢塗装が施されています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁型(JEITA) |
ユニット | 低域用:11.0cmコーン型x2 高域用:2.0cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 45Hz~50kHz |
定格インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 85dB/W・m |
定格入力(JIS) | 37.5W |
最大入力(JIS) | 150W |
クロスオーバー周波数 | 3.8kHz |
外形寸法 | 幅143x高さ1,020x奥行246mm(スピーカーターミナル、サランボード含む) 幅270x高さ1,101x奥行320mm(フット、台座含む) |
重量 | 16.0kg(本体) |
付属 | スピーカーコード(3mx1) |