オーディオの足跡

PR:Victor/JVCの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

SX-LT55MK2の画像
 解説 

SX-LT55の改良型にあたるトールボーイ型スピーカーシステム。

低域には14.5cmオブリコーン型ウーファーを搭載しています。また中低域には14.5cmオブリコーン型ユニットを2個搭載しており、メインのツインウーファーにボトムウーファーを加えた構成としています
ユニットの振動板にはダイナミックバランスド・オブリコーンを採用しており、駆動点のセンターをずらして共振を分散させる事で中高域の特性を改善しています。また、ダンパー部には独自のスパイダーサスペンション、エッジには軽量でロスが少ないEPDM発泡ラバーエッジを採用しており、強力な磁気回路によって駆動しています。
また、ボトムウーファーの磁気回路にはネオジウムマグネットとフェライトマグネットを併用する事で磁束密度はSX-LT55に比べて約10倍の1.3T(テスラ)にも達しています。これにより低域の再生能力を向上させています。

高域には1.9cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板には純金プレーティングが施されたアルミハードドームを採用しています。また、エッジイコライザーやフレーム形状の最適化、ショートホーンなどによって指向性を改善しています。
磁気回路にはネオジウムマグネットによる内磁型磁気回路を採用しています。

ウーファーとツィーターのフレームにはアルミダイキャストフレームを採用しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
ユニットレイアウトは中低域のオブリコーンユニットの間にツィーターを配置したオブリークオムニアレイと呼ばれる配置とする事でナチュラルな特性を可能にしています。
また、板厚をフロントバッフル25mm、天地側面21mm、裏面18mmとそれぞれ変える事で共振を分散し、不要な振動の発生や定在波の影響を低減しています。
外観の仕上げはパルプシート光沢塗装仕上げに変更されており、天然素材を用いる事で突板仕上げと同等の音楽表現力を実現しています。

機種の定格
方式 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁型(JEITA)
ユニット 低域用:14.5cmオブリコーン型
中低域用:14.5cmオブリコーン型x2
高域用:1.9cmドーム型
再生周波数帯域 32Hz~80kHz
定格インピーダンス
出力音圧レベル 89.5dB/W・m
定格入力(JIS) 37.5W
最大入力(JIS) 150W
クロスオーバー周波数 100Hz、4kHz
外形寸法 幅300x高さ1,027x奥行345mm(スピーカーターミナル、フット、サランボード含む)
重量 22.0kg(本体)
付属 フットx2
フット取り付けネジx4