VICTOR SX-900
¥220,000(1台、1988年11月発売)
¥204,800(1台、1990年頃)
解説
SX-1000と同じ設計思想を持った3ウェイスピーカーシステム。
全ユニットに新開発のリンク型アルニコ磁気回路を採用しています。
アルニコの優れた磁気特性はそのままに、リング型とすることで磁気回路内の背圧を効率良く除去しています。
低域にはファインクロスカーボン振動板を用いた31.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
中域には6.5cmドーム型スコーカーを搭載し、高域には3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
これらのユニットの振動板にはビクター独自のファイン・ダイヤモンド・セラミックス材を採用しており、高い立ち上がり特性を実現しています。
ネットワーク部は3分割構造にすることで相互干渉による音質劣化を排除しています。
フロントバッフルには38mm厚のカエデプライウッドを採用しており、硬く、適度な内部損失を持たせることで音の響きの透明度を向上しています。また、ビクター独自のサウンド・インテンシティ法によるGラインユニットによって豊かな音場を実現しています。
外観は6面木目仕上げとなってます。
バイワイヤリングやバイアンプに対応した入力端子を採用しています。
専用のスタンドが付属しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・フロア型 |
ユニット | 低域用:31.5cmコーン型 中域用:6.5cmドーム型 高域用:3cmドーム型 |
インピーダンス | 6Ω |
最大入力 | 150W 300W(瞬間最大) |
周波数特性 | 27Hz~50kHz |
クロスオーバー周波数 | 500Hz、4.3kHz |
出力音圧レベル | 91dB/W/m |
外形寸法 | 幅440x高さ850(スタンド高さ100mm含む)x奥行369mm |
重量 | 43.0kg(スタンド含む) |
付属 | スピーカースタンド |