オーディオの足跡

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813Bxの画像
 解説 

スタジオモニター813Bをベースに、コンシューマー用として改良が施されたフロア型スピーカーシステム。

コンシューマーモデルでは必要ないユニット保護ヒューズや警告ランプを省き、回路自体を単純化しています。

メインユニットとして813Bにも採用された801Bを搭載しています。
このユニットは、JBL 2425Hドライバーに800Hホーンを取り付けたトゥイーターとPAS社のウーファーを組合わせた同軸ユニットで、ホーンの開口部にはプラスチックユサフォームを採用し、優れた空気インピーダンスとスムーズなレスポンスを実現しています。

サブウーファーとしてJBLの2234Hを採用しています。
JBLの中でも、当時最も軽い振動板、最も強力な磁気回路を搭載しており、低音再生能力を向上させています。

ネットワークには独自のタイムアラインシステムを採用しており、ユニット間の位相差や時間差を抑えています。

エンクロージャーは板厚25mmの高密度チップボードを採用しており、内部の全コーナーは約40mm角の米松角材で補強するなど各部を補強し、ユニットから放射される音響エネルギーに対処しています。

サランネットのネームプレートは、アクリルとアルミの2種類のバリエーションがありました。

機種の定格
方式 3ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット 全帯域用:38cm同軸型(801B)
低域用:38cmコーン型(JBL 2234H)
周波数特性 45Hz~17.5kHz ±3dB
インピーダンス
出力音圧レベル 101dB/W/m
許容レベル 150W(40Hz~20kHz、ピンクノイズ)
外形寸法 幅711x高さ908x奥行533mm
重量 85kg