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ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

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 解説 

MCカートリッジの魅力を全て引き出すために開発されたMCカートリッジ用昇圧トランス。

セパレーション特性の悪化を防ぐため左右完全独立構造を採用しており、トランスをはじめとする信号系だけでなく、アース系も左右完全独立設計となっています。
また、本体のシャーシアースは、コントロールアンプ本体からアースされる構造となっています。

トランスには、上杉研究所とタムラ製作所との協同開発による、特注仕様のトランスを使用しています。トランスのコア材には極薄特殊パーマロイを採用することで優れた特性を得ており、さらに高域のピークを100kHz以上の帯域に追い込むことで、トランス自体のカラーレーションを抑えています。

誘導ハム対策として、シャーシは特級鉄材で構成し、トランスを多重シールド構造としたうえで、さらにトランスを大型銅メッキ鉄材ケース内にフローティングさせています。
また、鉄材による磁気歪の発生を抑えるため、信号ラインの引き回しに独自のノウハウを盛込んでいます。

インピーダンス切替えスイッチを搭載する事で発生する音質劣化を排除するため、ロー・インピーダンス型とハイ・インピーダンス型の2種類のバリエーションが用意されています。
Lタイプは1次インピーダンスが3Ω、Hタイプは1次インピーダンスが40Ωに設定されています。オルトフォン系のロー・インピーダンス設計のMCカートリッジにはLタイプが適応します。また、トーレンスやEMT、デンオンなどのハイ・インピーダンス設計のMCカートリッジにはHタイプが合います。
いずれのタイプも余裕度を高く保った設計となっており、3〜10ΩのカートリッジはLタイプ、10〜40ΩのカートリッジにはHタイプがマッチングします。

機種の定格
型式 MC昇圧トランス
1次インピーダンス Lタイプ:3Ω
Hタイプ:40Ω
2次インピーダンス Lタイプ:2kΩ
Hタイプ:4kΩ
昇圧比 Lタイプ:25.8倍
Hタイプ:10倍
2次側適性負荷範囲 30kΩ〜100kΩ
チャネル・バランス 0.3dB以内
周波数特性 10Hz〜130kHz +1.0 -0.5dB
外形寸法 幅174×高さ125×奥行121mm
重量 約2.5kg