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KT-1100Dの画像

KENWOOD KT-1100D
\74,800(1987年頃)

解説
ケンウッド独自の4Dシステムやペンタクルサーキットを採用したFM/AMチューナー。

ケンウッド独自の4Dシステムを搭載しています。
フロントエンドはダイレクト・リニアレセプション・サーキット、IF増幅部はディストーション・コレクティング・サーキット、検波部はダイレクト・リニアループ・ディテクター、ステレオ復調回路にはダイレクト・ピュアデコーダーで構成され、基本性能を高めています。

回路デザインやアースポイントの考え方、高周波アンプの安定度など、チューナーの持つ問題点をクリアしたうえで、オーディオ的な発想から完成された新レイアウトであるペンタクルサーキットを採用しています。
これにより、電源と各ステージが最短距離で直結されるため、電源を介しての各ステージ間の干渉が無くなり、ローレベルの再生能力が大幅に改善されています。特に、フロントエンドの局部発振回路からの発振信号は余分なスペクトラムを持たず、ピュアな周波数となり、次段以降へ純粋なFM信号を伝送することが可能となっています。

フロントエンド部に独自のFM技術を投入し、テレビ局あkらの悪影響やRFを使ったビデオ出力からの悪影響を排除しています。

RFセレクターを搭載しており、強電界ではダイレクト、弱電界ではディスタンスを切換え、近接した大出力の局がある場合でも、RF相互変調や混変調などの妨害を抑えて、高品位な音を得ています。
また、IF帯域Wide/Narrow切換えも搭載しています。

IF部、DCC部、検波部には、抵抗、磁気コンデンサ、FET、ダイオードにチップ部品を採用しており、相互干渉を抑えると同時に高周波の飛びつきなどの不安定要素を排除しています。

Recキャリブレーターとモジュレーション・レベルメーターを搭載しています。

ランダム16局プリセット機構とオートチューニング(FM)機構を搭載しています。

留守録に便利な3局プログラム機構を搭載しています。

AM帯域コントロールを搭載しています。
 
 
リアパネル
チップ部品を採用したIF部、DCC部、検波部
 
機種の定格
型式 FM/AMチューナー
<FMチューナー>
受信周波数範囲 76MHz〜90MHz
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡
感度(75Ω) Distance:0.95μV/10.8dBf
Direct:10μV/31.2dBf
SN比50dB感度
Distance mono:1.8μV/16.2dBf
stereo:24μV/38.8dBf
Direct mono:18μV/36.3dBf
stereo:240μV/58.3dBf
高調波歪率
wide mono: 0.007%(100Hz)
0.005%(1kHz)
0.01%(50Hz〜10kHz)
stereo: 0.01%(100Hz)
0.008%(1kHz)
0.03%(50Hz〜10kHz)
narrow mono: 0.05%(100Hz)
0.04%(1kHz)
0.1%(50Hz〜10kHz)
stereo: 0.06%(100Hz)
0.05%(1kHz)
0.3%(50Hz〜10kHz)
SN比(100%変調、85dBf入力) mono:100dB
stereo:92dB
キャプチャーレシオ narrow:2.5dB
実効選択度(IHF) wide:70dB
narrow:100dB
ステレオセパレーション
wide 71dB(1kHz)
55dB(50Hz〜10kHz)
45dB(15kHz)
narrow 55dB(1kHz)
45dB(50Hz〜10kHz)
40dB(15kHz)
周波数特性 20Hz〜15kHz ±0.5dB
イメージ妨害比(84MHz) 90dB
IF妨害比(84MHz) 110dB
スプリアス妨害比(84MHz) 100dB
AM抑圧比(65.2dBf) 70dB
サブキャリア抑圧比 70dB
出力レベル/インピーダンス 0.6V/1.7kΩ(1kHz、100%変調)
<AMチューナー>
受信周波数範囲 531kHz〜1602kHz
感度 10μV・250μV/m
高調波歪率(1000kHz) wide:0.3%
narrow:0.6%
イメージ妨害比(1000kHz) 40dB
IF妨害比(1000kHz) 60dB
選択度(IHF) wide:30dB
narrow:50dB
出力レベル/インピーダンス 0.12V/1.7kΩ
SN比 55dB(30%変調、1mV入力)
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 18W
最大外形寸法 幅440×高さ88×奥行331mm
重量 4.6kg