オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

LS-1000の画像
 解説 

スピーカーを構成する要素の全てについて、振動板以外の振動を許さないリアクション・スタビリティを追求し、ダイナミックディストーションを大きく改善したスピーカーシステム。

低域には28cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このウーファーの振動板には、サーマルショック・トリーテッドコーンにリブを設けた高剛性のリブつきコーン紙を採用しており、インナーロスを抑えることでより忠実な音楽再生を実現しています。

中域には10cm、高域には3.6cmの平面型ユニットを採用しています。
振動板にアクリルレジンとカーボンファイバーで構成された平面振動板を採用することで、位相ズレや周波数特性の中だるみを発生させず、立ち上がり、立ち下がり特性も改善しています。
さらに、それぞれのユニットには分厚いダイキャスト製フレームを採用しており、振動による悪影響を防いでいます。

ネットワーク部での相互干渉を排除するため、コイルを遠隔配置し、アースラインを改善しています。
また、トリオが当時発表していたΣドライブ・アンプのために、シグマセンサー端子を搭載しており、Σドライブアンプの能力を引き出すスピーカードライブが可能となっています。

エンクロージャーはパーチクルボードの2重構造バッフルにアルミダイキャストのウーファーベースを配した複合構造となっています。また、ウーファーをバッフル下部に取り付けることで発生していた有害振動を防ぐため、バッフル板のセンターにウーファーを配置したレイアウトを採用しており、さらにウーファーの固定にバイオネットチャック方式を採用することで、バッフル板を締め付け、低域信号にも強い強固なマウントを実現しています。
さらに、各ユニット間にスリットを設ける事でユニット間の相互干渉を低減しています。

ウーファーをセンター配置することによっても制御できないバックボード上の定在波を、ピラミッド型の裏板でキャンセルさせると共に、多面体構造によって剛性も高めてます。
また、バスレフダクトをウーファーユニットの真後ろのバックボードに設置したリニアサスペンション構造とすることで、ダクトからの音を背面に逃がし、ダイアフラムから発生した音を濁らせるのを防いでいます。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・リニアサスペンション方式・ブックシェルフ型
ユニット 低域用:28cmコーン型
中域用:10cm平面型
高域用:3.6cm平面型
周波数特性 32Hz〜25kHz
最大入力 180W
定格入力 120W
インピーダンス
出力音圧レベル 89dB/W/m
クロスオーバー周波数 800Hz、6kHz
外形寸法 幅360×高さ680×奥行326mm
重量 33.5kg