オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

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 解説 

微小信号の再現性を改善したD.R.I.V.Eシステムを搭載したCDプレイヤー。

音楽信号の小レベルから静寂に近い微小信号のデジタル処理を改善するため、独自の信号処理技術により開発されたD.R.I.V.E.(Dynamic Resolution Intensive Vector Enhancement)システムを搭載しています。
従来のデジタルフィルターは、元のデジタル信号に含まれる可聴帯域外の不要成分を除去することを目的とし、演算の過程で小レベル異常の信号を滑らかに20ビットの分解能で出力することができますが、小レベル未満の領域では充分な効果が得られず、元の16ビット信号に近似した出力しか得られませんでした。
これを改善するため、D.R.I.V.E.システムでは、適応型フィルター技術の実時間処理(全ての音楽信号を瞬時に処理していく手法)により、微小レベルでの再現性やアタック音など、パルス状の音に対する応答性の向上を図っています。
D.R.I.V.E.プロセッサーは、8倍オーバーサンプリング&20倍デジタルフィルターと20ビットデータインプットD/Aコンバーターとの間に設置されており、デジタルフィルターからの出力が16ビット精度しか得られないレベル域でも常に20ビット精度出力となるよう処理を行っています。
内部は、複数個の異なる可聴周波数帯域内の遮断周波数をもつローパスフィルターと遅延器で構成されており、遅延器はローパスフィルターで発生する遅延量を合わせる役目をします。デジタルフィルターからのデータは入力端子から分配され、各遅延器に入力され、さらに各LPFに入力されます。次にセレクターコントロール回路により入力されたデータの周波数成分およびレベルを常時検出し、最適なLPFの出力を選択しています。
これによりあらゆる状況で常に20ビット精度のデータによるD/Aコンバーター駆動が可能となっています。

D/Aコンバーターには微分直線性に優れたビットストリーム1ビットD/Aコンバーター(DAC7)を採用しています。
CDデータに対応して1ビットパルス密度を変えるPDM方式を採用することで高S/Nを獲得しており、このPDM波形により、後段に配置されるスイッチドキャパシタ積分器を正確に駆動しています。
1ビットD/Aコンバーターはレベル軸の情報を時間軸上の密度に変換してアナログ信号を復元する方法で、精度の高い外部クロックが必要となりますが、マスタークロックにはアドバンスド・ハイプレシジョンマスタークロックを採用することで、正確な動作を得ています。

マスタークロックにはアドバンスド・ハイプレシジョンマスタークロックを採用しています。
この発振回路にはより高純度なクロック信号を得るためにディスクリート回路が用いられています。また、この回路はSource Follower回路が基本となっており、ゲインが1以下という特徴を持つため、外来ノイズを増幅することなく正確な基準信号を発振しています。

ケンウッドの高級シリーズであるLシリーズ用として開発されたSuperC4をオーディオ段に採用しています。
この回路では、ノイズの影響を受けやすい初段回路に同相分除去率(CMRR)の高い高精度差動増幅回路を採用しており、ノイズを混入させないことで、より純粋な信号増幅を行っています。

アキュレートリニアフォーカスサーボを搭載しています。
ピックアップのアクチュエーターを、適正浮上電圧が変化してもそれに追従する方向に、最適なDCサーボ電圧が加わるように制御することで、常に安定した動作を実現しています。

デジタルサーボ、デジタル・アナログ別巻線、OEICピックアップ、1.6mm厚鋼板シャーシ等が採用されています。

機種の定格
型式 CDプレイヤー
読取り方式 非接触光学式読取り(半導体レーザー)
回転数 200rpm〜500rpm(CLV)
周波数特性 4Hz〜20kHz(EIAJ)
SN比 105dB以上(EIAJ)
ダイナミックレンジ 100dB以上(EIAJ)
全高調波歪率 0.0017%以下(EIAJ、1kHz、THD+N)
チャンネルセパレーション 100B以上(EIAJ、1kHz)
ワウ・フラッター 測定限界以下(±0.001%W Peak、EIAJ)
出力レベル/インピーダンス 可変出力:0V〜2.0V/0.3kΩ
ヘッドホン出力 20mW(32Ω)
オプティカルデジタル出力 -15dBm〜-21dBm(発光波長660nm)
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力(電気用品取締法) 16W
外形寸法 幅440×高さ127×奥行319mm
重量 6.5kg
付属 リモコン