TRIO GE-770
¥49,800(1983年発売)
解説
32Hz~16kHzの帯域をコントロールできる10バンドグラフィックイコライザー。
リスニングルームの音響特性や自分の好みに合わせて自由に調節ができます。
音質を大きく左右する共振回路にはコイルを用いずにオペアンプを使用した半導体インダクター回路を採用しています。
大型FL表示を使用した、スペクトラム・アナライザーを搭載しており、各帯域ごとに10本、トータル表示1本の計11本のバーが点滅します。
これは、Lch、Rch、L+Rを独立して使い分けが可能で、表示レベルもボリュームで微調節が可能です。
録音系とモニター系を独立して操作することができます。
また、過大入力時のクリップを防止する-6dBのアッテネーターや、イコライザー部をパスすることができるEQ
IN/OUTスイッチを採用しています。
スイッチの切換えだけで補正が反転するキャラクタースイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | グラフィックイコライザー |
<イコライザー部> | |
可変範囲 | -12dB~+12dB |
可変周波数 | 32Hz、63Hz、125Hz、250Hz、500Hz、 1kHz、2kHz、4kHz、8kHz、16kHz |
全高調波歪率 | 0.003%(20Hz~20kHz、1V出力) |
挿入損失 | 0dB |
最大出力電圧(1kHz、0.01%) | 9V |
周波数特性 | 20Hz~20kHz+0.2 -0.5dB |
SN比(Aカーブ) | 105dB |
アッテネーター | -6dB |
入力インピーダンス | 50kΩ |
出力インピーダンス | 600Ω |
<スペクトラム・アナライザー部> | |
表示信号レベル (表示周波数レベルボリューム最大) |
トータル表示:140mVat 0dB アナライズ表示:30mVat 0dB |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力(電気用品取締法) | 14W |
電源コンセント | 1個、200W |
外形寸法 | 幅420x高さ128x奥行313mm |
重量 | 4.95kg |