KENWOOD KA-767
¥69,800(1987年頃)
解説
システムコンポーネントHDシリーズのプリメインアンプ。
アンプ部にはVIG・DLD回路を搭載しています。
VIG回路は増幅回路と電源の間に設けられた回路で、アンプ側から見るとインピーダンスが低く、電源側から見るとインピーダンスが高く設計されています。これにより電源からの直流エネルギーだけを通してノイズを通しにくくし、電源のリップルや信号成分、混変調歪成分を排除しています。
デュアルレックアウトセレクターを採用しており、2系統の録音ソースを同時にデッキに出力できます。
左右独立のD/Aコンバーターを内蔵しています。
電子切換方式のインプットセレクターを採用しています。
スーパーバス回路を搭載しており、超低域だけ6dB/octで増強できます。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 75W+75W(6Ω、20Hz~20kHz、0.015%) |
実用最大出力 | 110W+110W(6Ω、EIAJ) |
全高調波歪率 | 0.003%(1kHz、CD-Speaker、60W、8Ω) |
S/N比(入力ショート) | Phono:86dB CD、Tuner、Aux、Tape play:100dB |
トーンコントロール | Super Bass:+5dB(30Hz) Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
<D/Aコンバーター部> | |
デジタル接続 | 8ピンタイプ |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(EIAJ) |
<総合> | |
定格消費電力 | 160W |
最大外形寸法 | 幅340x高さ129x奥行370mm |
重量 | 8.2kg |