オーディオの足跡

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KA-767の画像
 解説 

システムコンポーネントHDシリーズのプリメインアンプ。

アンプ部にはVIG・DLD回路を搭載しています。
VIG回路は増幅回路と電源の間に設けられた回路で、アンプ側から見るとインピーダンスが低く、電源側から見るとインピーダンスが高く設計されています。これにより電源からの直流エネルギーだけを通してノイズを通しにくくし、電源のリップルや信号成分、混変調歪成分を排除しています。

デュアルレックアウトセレクターを採用しており、2系統の録音ソースを同時にデッキに出力できます。

左右独立のD/Aコンバーターを内蔵しています。

電子切換方式のインプットセレクターを採用しています。

スーパーバス回路を搭載しており、超低域だけ6dB/octで増強できます。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
定格出力 75W+75W(6Ω、20Hz~20kHz、0.015%)
実用最大出力 110W+110W(6Ω、EIAJ)
全高調波歪率 0.003%(1kHz、CD-Speaker、60W、8Ω)
S/N比(入力ショート) Phono:86dB
CD、Tuner、Aux、Tape play:100dB
トーンコントロール Super Bass:+5dB(30Hz)
Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
<D/Aコンバーター部>
デジタル接続 8ピンタイプ
チャンネルセパレーション 90dB以上(EIAJ)
<総合>
定格消費電力 160W
最大外形寸法 幅340x高さ129x奥行370mm
重量 8.2kg