KENWOOD KA-5040R
¥60,000(1991年頃)
解説
クラスを超えた音を目指して開発されたプリメインアンプ。
電源部には300VAの大型電源部を採用しています。
また、ファイナル段の能力向上のためにPc=80Wx8、片チャンネル4個のファイナルトランジスタを使用しています。
信号入力部直後に6個のリレーを使用し、リレー式による切換を行う事で信号経路を短絡化するとともに、独立リレーによる信号間の隣接妨害を低減しています。
使用しているリレーは不活性ガス封入型を採用しており、接点部の酸化による信号ロスを排除しています。
ピュアシグナルグランドライン設計がされており、信号を出力するスピーカーターミナルの一点にグランドラインを集中させることで、各動作での相互干渉を防止しています。
トンコントロール、バランスコントロール、サブソニック回路をバイパスするソースダイレクト回路を搭載しており、信号経路を、セレクターからボリューム、パワーアンプと最短化する事が出来ます。
ケンウッドシンクロマークのついた機器も操作可能なシステムリモコンが付属しています。
バナナ端子の接続が可能なスピーカー端子を搭載しています。
MM/MCゲイン切換式フォノイコライザーアンプを搭載しています。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドアンプ | ||||||
定格出力(20Hz~20kHz、両ch動作、 THD 0.03%) |
6Ω:90W+90W 8Ω:80W+80W |
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ダイナミックパワー | 4Ω:175W+175W 8Ω:105W+105W |
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全高調波歪率(CD、8Ω、80W) | 20Hz~20kHz:0.03% 1kHz:0.002% |
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周波数特性 | 5Hz~80kHz +0 -3dB(オーバーオール(Line→Speaker)) | ||||||
SN比 |
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入力感度/インピーダンス(定格出力時) | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:200μV/100Ω DAT、CD、Tuner、AUX、Tape Play:200mV/47kΩ |
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Phono最大許容入力 (Phono→Tape Rec、1kHz、THD 0.03%) |
MM:120mV MC:10mV |
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出力レベル/インピーダンス | Tape Rec(Pin):200mV/1kΩ | ||||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||
電源コンセント | トータル:200W 電源スイッチ連動:3系統 |
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定格消費電力(電気用品取締法) | 200W | ||||||
最大外形寸法 | 幅440x高さ147x奥行402.5mm | ||||||
重量 | 11.6kg | ||||||
付属 | リモコン |