KENWOOD A-7000
¥71,200(1989年頃)
解説
システムコンポーネントHD2シリーズのプリメインアンプ。
HD2シリーズではシャンペンシルバーのアルミパネルにグランドヒッコリー木目調サイドウッドを組み合わせたデザインを採用しています。
Σドライブ(タイプB)を搭載しています。
NFループをスピーカー端子までかける事で歪を抑えるΣドライブを搭載しており、アンプのスピーカー端子での性能を高めています。
D/Aコンバーターを内蔵しており、CDなどから送られてくるデジタル信号をアンプ内でD/A変換できます。
D/Aコンバーターには左右独立ツインDAC方式を採用しており、デジタルフィルターには4倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しています。
また、デジタル入力は2系統装備しており、他のデジタル機器を追加する事ができます。
オプトダイレクトヘッドホンアンプを搭載しています。
従来の一般的なヘッドホン端子はスピーカーへ送られる信号の途中に抵抗を入れて音量を落としただけのものでしたが、このヘッドホンアンプではD/Aコンバーターからの信号を専用のアンプに直結する事で、より鮮度の高い音楽をヘッドホンで楽しめます。
ヘッドホン端子には金メッキ端子を採用しています。
CDダイレクト、DATダイレクトスイッチを搭載しており、デジタルソースのより鮮度高い再生が可能です。
デュアルレックアウトセレクターを搭載しており、2系統の録音が可能です。
映像入力3系統と出力2系統を装備しています。
HD2シリーズの操作が可能なシステムリモコンが付属しています。
システム用の52キーでチューナーやデッキ、CD、グラフィックイコライザー、アンプの操作が可能となっています。また、メモリーキーを30キー装備しており、TVのオン/オフや他のAV機器の操作も受け持つ事が可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 105W+105W(6Ω、1kHz、EIAJ10%) |
全高調波歪率 | 0.008%(1kHz、CD、8Ω) |
周波数特性(オーバーオール、Line-Speaker) | 20Hz~100kHz ±3dB |
S/N比 | DAT、CD、Tuner、Aux、Tape play:100dB(入力ショート) |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ DAT、Tuner、Aux、Tape play:150mV/47kΩ |
<D/Aコンバーター部> | |
対応サンプリング周波数 | 32kHz、44.1kHz、48kHz(自動切換) |
S/N比 | 100dB(入力ショート) |
デジタル入力 | CD、DAT各1系統 TOSリンク:-23~-14dBm |
<総合> | |
定格消費電力 | 130W |
最大外形寸法 | 幅376x高さ129.3x奥行368mm |
重量 | 8.5kg |
付属 | システムリモコン |