Threshold SA/3.9e
¥1,000,000(1990年発売)
解説
ステイシス回路を用いたピュア・クラスA方式のステレオパワーアンプ。
信号電圧を扱う出力数ワットの電圧アンプと大きな電流を扱う電流アンプを組み合わせたステイシス回路を採用しています。これにより出力段から入力段へのNFBを排除し、原波形のより忠実な増幅を可能にしています。
アンプの動作はピュア・クラスA方式を採用しています。
バイアス回路には光素子によるオプティカル・バイアス・テクノロジーを採用しており、ユニット間の相互干渉を避けつつゲイン素子を一定の温度に維持し、安定した動作と長寿命を実現しています。
バランスとアンバランスの2系統の入力端子を搭載しています。
電源部には400Wトロイダルトランス2個と124,000μFの電解コンデンサーを使用しています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
定格出力 | 60W+60W(8Ω、20Hz~20kHz、連続) |
入力インピーダンス | アンバランス:50kΩ バランス:600Ω |
歪率 | 0.1%(定格出力時) |
周波数特性 | DC~100kHz |
SN比 | -100dB |
スルーレート | 50V/μs |
ゲイン | +26.6dB |
出力段 | 250W/200V/20A トランジスタ14個/ch |
出力インピーダンス | 0.05Ω(20Hz~20kHz) |
電流供給能力 | 連続30A ピーク95A |
保護機構 | 自然空冷式 加熱時内部温度検出にて自動シャットダウン |
電源部 | 800Wトロイダルトランス 124,000μF |
消費電力 | 210W |
外形寸法 | 幅483x高さ222x奥行336mm |
重量 | 26kg |