オーディオの足跡

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ST-G66Vの画像
 解説 

TV音声多重放送に加え映像出力を搭載したTV/FM/AMチューナー。

ツインクォーツを導入しており、フロントエンド部とMPX回路の2ヶ所にクォーツ制御を導入しています。
フロントエンド部ではクォーツ発振による正確な同調周波数を得ることで安定した同調を実現しており、MPX回路ではクォーツ制御を導入することで高いステレオセパレーションと低歪を実現しています。

ステレオ復調回路におけるPLLに、クォーツ発振信号を基準とする第二のPLLをかけたダブルPLL構成を採用しており、温度・湿度などの環境変化の影響を受けて変動するVCO(電圧制御発振器)のフリーランニング周波数を、常時19kHzに正確にロックしています。

テクニクス独自のDC構成により広帯域で平坦な周波数特性を獲得しています。

映像信号も出力可能なTVチューナー部は、映像信号とは別に検波・増幅するセパレートキャリア方式を採用し、映像同期信号の混入を防止し、高品位なテレビ音声再生を実現しています。

鋭い選択特性と平坦な位相特性を誇るSQWフィルタを音声/映像回路それぞれに搭載しています。

TV/FM/AM各10局プリセット機能を搭載しています。

毎日動作と1回動作の2系統が可能なプログラムタイマーを搭載しています。

オートIF機能を搭載しており、妨害波や入力信号レベルに応じて、音質最優先のノーマル回路と隣接局妨害に強いスーパーナロウ回路の2つの回路をマイコンが自動的に切換えます。

オートスキャンチューニング&オートメモリー機能を搭載しています。

FM信号強度デジタル表示機能やクォーツレックレベルチェック機能を搭載しています。

機種の定格
型式 TV/FM/AMチューナー
<FMチューナー部>
受信周波数 76.1MHz~89.9MHz
実用感度(75Ω) 10.3dBf/0.9μV(IHF'58)
SN50dB感度(75Ω) mono:18.1dBf/2.2μV(IHF'58)
stereo:38.1dBf/22μV(IHF'58)
歪率 mono:0.009%
stereo:0.015%
ダイナミックレンジ 100dB(1kHz、100%mod、0dB)
周波数特性 4Hz~18kHz +0.2 -0.5dB
実効選択度 normal:40dB(±400kHz)
super narrow:25dB(±200kHz)
キャプチャーレシオ 1.0dB
イメージ妨害比 90dB(83MHz)
IF妨害比 105dB(83MHz)
スプリアス妨害比 110dB(83MHz)
AM抑圧比 55dB
ステレオセパレーション 65dB(1kHz)
50dB(10kHz)
リークキャリア(19kHz) -70dB
<AMチューナー部>
受信周波数 522kHz~1629kHz
実用感度(S/N=20dB) 290μV/m、20μV
選択度 50dB
イメージ妨害比 40dB
IF妨害比 60dB
<TVチューナー部>
受信チャンネル VHF:1ch~12ch
UHF:13ch~62ch
実用感度 20.8dBf/3.0μV(IHF'58)
全高調波歪率 mono:0.2%
stereo:0.3%
ダイナミックレンジ 96dB
ステレオセパレーション 45dB(1kHz)
<総合>
クォーツタイマー 毎日動作1組、1回動作1組
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 15W
外形寸法 幅430x高さ64x奥行241mm
重量 2.8kg