Panasonic ST-G560
¥26,500(1989年頃)
解説
オートIFを搭載したFM/AMチューナー。
電波状況の変化に対応するためオートIFを搭載しています。
この回路では受信局の近くに他の放送電波があったり、妨害となる雑音電波が強い時にはIF帯域を自動的に狭めて感度を優先し、妨害波が無い時はIF帯域を音質優先に自動切換します。
同調回路やIF段のクォーツに加えMPX回路にもクォーツを投入したツインクォーツ方式を採用しており、動作精度を飛躍的に高め、優れたセパレーション特性を獲得しています。また、広帯域再生を可能にするDC構成を採用することで高音質化を図っています。
プリセットキーに加え、使いやすいロータリーチューニングつまみを搭載しています。
アンプ部には独自のclassAA回路を搭載しており、より忠実な信号伝送を行っています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76.1MHz~89.9MHz |
実用感度(75Ω) | 10.3dBf(0.9μV、IHF'58) |
S/N比50dB感度(75Ω) | mono:18.1dBf(2.2μV、IHF'58) stereo:38.1dBf(2.2μV、IHF'58) |
歪率 | mono:0.009% stereo:0.015% |
ダイナミックレンジ | 106dB |
周波数特性 | 4Hz~15kHz +0.5 -1.0dB |
リークキャリア(19kHz) | -70dB |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 522kHz~1629kHz |
実用感度(S/N比20dB) | 20μV 290μV/m |
選択度 | 50dB |
イメージ妨害比 | 40dB |
IF妨害比 | 60dB |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 9.0W |
外形寸法 | 幅430x高さ69x奥行294mm |
重量 | 2.7kg |