Technics SB-MX3
¥39,800(1台、1988年頃)
解説
TMD(テクニクス・モノコック・ダイヤフラム)を採用したAV対応3ウェイスピーカーシステム。
低域と中域の振動板構造にはTMD(テクニクス・モノコック・ダイアグラム)を採用しています。
TMDは、NASAで開発されたコンピューター振動解析を用いて数百回ものシミュレーションと試作を繰り返して設計されています。この構造では、従来のコーン型では別ピースであったコーン部とセンターキャップ部を一体構造化しており、さらにコンピューターシミュレーションから選び抜かれた独自の形状を採用することで、剛性を飛躍的に向上させています。その結果カップリングコーンによる節駆動と相まって、従来のコーン型の2倍にも及ぶピストンモーション域の拡大を実現しています。
低域には23cmコーン型ウーファーを搭載し、中域には10cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
高域にはハニカム平面振動板を用いた2.8cm平面型トゥイーターを搭載しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:23cmコーン型 中域用:10cmコーン型 高域用:2.8cm平面型 |
再生周波数帯域 | 36Hz~28kHz -16dB 45Hz~27kHz -10dB |
クロスオーバー周波数 | 600Hz、3kHz |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 91dB/W/m |
許容入力 | 160W(MUSIC) 80W(DIN) |
外形寸法 | 幅298x高さ518x奥行253mm |
重量 | 11.5kg |