Technics SB-F07
¥10,000(1台、1981年頃)
解説
高効率・高耐入力を持つコンパクトサイズのリニアフェイズスピーカーシステム。
低域には18cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには口径75mmの大型マグネットを用いることで、豊かな低域再生を実現しています。
高域には磁気ギャップ内に磁性流体を封入したホーン型を採用しています。ボイスコイルで発生した熱を、磁性流体を介してヨークやポールピースなど熱容量の大きなものに放散することで放熱効果を高め、耐入力を向上させています。
さらにこの磁性流体は、不要低域をカットするダンパーとしても働き、低歪をも実現しています。
トゥイーターとウーファーの音源中心を一直線に揃えたリニアフェイズ設計を採用しており、定位の改善を図っています。
エンクロージャーは耐共振性に優れた音響素材TNRCを採用したバスレフ型で、コンピューター振動モード解析に基き、相互に振動特性の異なる2種類のTNRCをバランスよく組合わせてイ明日。
壁掛け用フックを搭載しています。
別売りコンサイスコンポSA-C07とドッキングできるジョイントコネクタ用フックを搭載しています。
シルバーのほかにブラックタイプもありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 低域用:18cmコーン型 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 4Ω |
許容入力 | 30W(music) 20W(din) |
周波数特性 | 50Hz~20kHz -20dB |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 6kHz |
外形寸法 | 幅200x高さ320x奥行178mm |
重量 | 2.6kg |