Technics RS-M95
¥240,000(1979年頃)
解説
マイクロコンピュータによるテンションコントロールを搭載したステレオカセットデッキ。
高い回転精度を誇るクォーツDDに、マイクロコンピュータによるテンションコントロールを導入しており、適度なバックテンションを加えることで精密なヘッドタッチを獲得しています。
走行メカニズムには平面対向型クォーツDDモーターを用いた2モーター方式を採用しており、FGサーボシステムの基準周波数に信頼性の高いクォーツ発振を応用することで完成度の高いメカニズムを実現しています。
録音ヘッドと再生ヘッドにはメタルテープのために改良が施された新HPFヘッドを採用しており、より垂直度の性格なコンビネーションヘッドに仕上げています。
また、消去用には新ダブルギャップセンダストフェライトヘッドを採用しています。
2メモリーリワインド機構を搭載してます。
マイクロコンピュータがテープカウントを性格にデジタル表示しており、2回のメモリープレイを可能にしています。
-42dB~+8dBの範囲で表示ができるピークホールド付きデジタル2色FLディスプレイを搭載しています。
メタルポジションを加えた4ポジションテープセレクタを搭載しています。
オッシレーター内蔵キャリブレーション機能を搭載しています。
別売のワイヤレスリモートコントロールユニットを接続することで、離れた場所から操作が行えます。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
ヘッド構成 | 録再:新HPFコンビネーションヘッド 消去:ダブルギャップセンダストフェライトヘッド |
使用モーター | キャプスタン用:クォーツロックデジタルFGサーボDDモーター リール用:コアレスモーター |
周波数特性 | Normal:20Hz~18kHz XA:20Hz~20kHz Metal:20Hz~20kHz(30Hz~12.5kHz ±3dB) |
SN比 | 58dB(XAテープ、ピークレベル) Dolby NR in:10dB改善(5kHz以上) |
ワウ・フラッター | 0.03%WRMS |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約36W |
外形寸法 | 幅450x高さ142x奥行348mm |
重量 | 約12.0kg |
別売 | ワイヤレスリモートコントロールユニット RP-070(¥30,000) |