Technics RS-M56
¥89,800(1979年頃)
解説
マイクロコンピューターを搭載することで操作性の向上を図ったステレオカセットデッキ。
20,000個の素子を集積したマイクロコンピューターを用いたマイクロプロセッサーオートスキャンシステムを搭載しています。この機能では、曲間の無信号部分を自動検知することで20曲の中からプログラムされた曲の頭を探し出すことができます。
デジタル2色FLディスプレイの上部に、蛍光表示管を用いたミュージックアドレスディスプレイを搭載しており、現在再生中の曲と、次に再生する曲が確認できます。また、曲と曲の間を信号音で知らせるブランクビープも搭載しています。
駆動モーターにはデジタルFGサーボモーターを採用しています。
録再ヘッドにはHPFヘッドを搭載しています。
バイアスとイコライザが独立した3段切換え式テープセレクタを搭載しています。
また、バイアスの微調整も可能です。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
ヘッド構成 | 録再:HPFヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
使用モーター | デジタルFGサーボモーター |
周波数特性 | Normal:20Hz~15kHz XA:20Hz~17kHz |
SN比 | 57dB(XAテープ、ピークレベル) Dolby NR in:10dB改善(5kHz以上) |
ワウ・フラッター | 0.045%WRMS |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約11W |
外形寸法 | 幅430x高さ149x奥行267mm |
重量 | 約7.7kg |