Technics RS-620U
¥49,800(1976年頃)
解説
ドルビーNR回路を搭載したカセットデッキ。
ヘッドにはLHヘッドを採用しています。
ノイズリダクションシステムとして、ヒスノイズを中高音域で約1/3に低減できるドルビーNR回路を搭載しています。
マイク入力用とライン入力用に独立したボリュームを搭載しており、ミキシングが可能です。
バイアスと録音再生イコライザの切換えに加えて感度補正も行うテープセレクターを搭載しています。
出力ボリュームを搭載しています。
アンプ部はプリント基板を大きく活用して設計されており、部品を基板に直接埋め込むなどの工夫を施すことで信頼性を高めています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
テープ駆動方式 | 1モーターベルトドライブ方式 |
使用モーター | 電子制御DCモーター |
使用ヘッド | 録再用:LHヘッド 消去用:ダブルギャップフェライトヘッド |
ワウフラッター | 0.14%(WRMS) |
SN比 | Dolby out:49dB Dolby in:5kHz以上10dB改善 |
周波数特性 | ノーマル:30Hz~13kHz クローム:30Hz~15kHz |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.3mV(-70dB)/600Ω~20kΩ Line in:60mV(-24dB) |
出力レベル/インピーダンス | Line out:420mV(-7.5dB)/50kΩ以上 Headphone:60mV/8Ω |
使用半導体 | トランジスタ:22個 FET:2個 IC:2個 ダイオード:11個 その他半導体:5個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約7W |
外形寸法 | 幅394x高さ123x奥行248mm |
重量 | 約4.5kg |