オーディオの足跡

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SH-8040の画像
 解説 

ディメンションコントローラーとマイクミキシング機能を一体化したスペースディメンジョンコントローラー。

ディメンジョンコントローラーは、「音の広がり」を操作するアンビエンスと、「残響音」を付加する電子エコーの2つで構成されています。
アンビエンスコントローラーはテクニクス独自の音場制御技術によりステレオ音場の拡大と、音の前後・左右の方向感、距離感を電子的に創り出す音場再現システムで、最大240゜(リスナーの左後方30゜から前を回って右後方30゜まで)の音場が得られます。また、BBD遅延素子を使用した電子エコー回路は、信号に残響音を付加することにより、ホール効果による響きで音楽を楽しむことができます。

ディメンジョンon/offスイッチを搭載しており、効果の有無を切り替えできます。

ピークメーター兼用ディスプレイを装備しており、音の広がり状態をパターンの点滅で表示します。
また、出力信号レベルは2色LEDピークレベルメーターが表示します。

マイクミキシング回路により、各ソースとミキシングプレイが可能です。
また、BBDエコーにより自然なエコー効果が楽しめ、エコー量はエコーレベルツマミで自由に調整が可能です。
さらに、エコーポジション切換えスイッチをmicにするとマイクのみ、sourceにすると再生音とマイクの両方にエコーがかかります。

エフェクトポジションスイッチを搭載しており、スイッチをsourceにすることにより、アンプからの信号をストレートにデッキで録音することができます。
また、スイッチをrec outに切換えるとディメンジョン効果やミキシング信号など、自由な音創りをそのまま録音できます。

ブラックモデルもありました。

機種の定格
型式 スペースディメンジョンコントローラー
入力感度/インピーダンス line in、play back:150mV/22kΩ
mic:1.5mV/10kΩ
推奨マイクロホン感度 -72dB(0dB=1V/μbar)以上
出力レベル/インピーダンス line out:150mV/600Ω
rec out:150mV
全高調波歪率 line in:0.003%
SN比(IHF-A) line in:90dB
最大出力 line out:8V(1kHz、THD 0.01%)
周波数特性 line in:6Hz~50kHz +0 -3dB
play back:6Hz~50kHz +0 -3dB
mic:20Hz~30kHz +0 -3dB
最大許容入力(1kHz、THD 0.01%) line in:8V
play back:8V
mic:130mV
ディメンションコントローラーエコー遅延時間 64msec
電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 9W
外形寸法 幅430x高さ53x奥行282mm
重量 3.2kg