Technics SH-3400
¥19,800(1973年頃)
解説
AFD(Acoustic Field Dimension)コントロールと、位相シフトセレクタによりあらゆる方式のマトリクス4chデコーダとして使えるだけでなく、曲目や部屋にマッチした音場を創れる4チャンネルコントロールセンター。
AFDコントロールを搭載しており、左のつまみでは左右の広がりを、右のつまみでは前後の奥行きを調整出来ます。
4chセレクタを搭載しており、リアの広がりや定位に関係の深い位相シフト角度を選べます。
Small Hallではリアの左右は同相となり、後方音が明確に定位し、音像がはっきりします。
Naturalでは、リアが互いに90゜の位相差になり、反響音など後ろから聞こえる音が自然な広がりを持ちます。
Large Hallではリアが180゜の位相差になり、後方音が極端な広がり感を持ちます。
Stageではリスナーの位置と演奏者の位置を一致させます。
ディスクリート4ch用の入力端子を2系統搭載しています。
4chのボリュームやバランスをこの1台でコントロールできます。
4chで録音できるRec Out端子を搭載しています。
2chテープデッキ用接続端子を搭載しています。
2chと4chを切換えるモードスイッチを搭載しています。
Low・High2つの2ch入力端子を搭載しています。
別売りの4chバランサーを接続可能です。
機種の定格
型式 | 4チャンネルコントロールセンター |
回路方式 | AEDコントロール付4chデコーダ |
定格出力 | 100mV |
最大出力 | 2V |
出力インピーダンス | 15kΩ |
入力感度/インピーダンス | 4chディスクリート:100mV/40kΩ 2ch(Low):100mV/50kΩ 2ch(High):1000mV/160kΩ |
テープモニター | Rec Out:100mV Playback:100mV/50kΩ 4ch Rec:100mv/10kΩ |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0 -3dB |
付属装置 | モードスイッチ(4ch⇔2ch) 4chバランサー接続端子 テープモニタースイッチ |
使用半導体 | トランジスタ:9個 ダイオード:1個 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 2W |
外形寸法 | 幅200x高さ140x奥行250mm |
重量 | 2.8kg |