Technics EPC-100C
¥60,000(1976年頃)
解説
チタニウム・ボライド(TiB2)カンチレバーを採用したシェル一体形MM型カートリッジ。
カンチレバーに、弾性係数が大きい(硬い)チタニウムボライドを採用しており、超高域特性を伸ばすとともに機械インピーダンスも低く保っています。
磁気回路には、鏡面研磨HPFコアをポールピースやヨークなど全ての磁性材料に使用することで、優れた伝送特性を得ています。
また、HPF磁気回路において左右チャンネルを完全分離し、対称配列を実現することで、諸特性のチャンネル間のアンバランスを低減しています。
円盤状サマリウムコバルト磁石を採用したワンポイントサスペンション方式を採用しています。
機種の定格
型式 | MM型カートリッジ |
周波数特性 | 20Hz~10kHz ±0.3dB 10Hz~50kHz |
出力電圧 | 1.5mV |
チャンネルセパレーション | 25dB(1kHz) 20dB(10kHz) |
インピーダンス | 210Ω(1kHz) |
針圧範囲 | 1.25g±0.25g |
針先 | 0.2x0.7mil楕円針 0.1mm角ブロックダイヤチップ |
自重 | 19g(シェル一体形) |
交換針 | EPS-100ED(¥20,000) |
付属 | 実測チャート テストレコード |