オーディオの足跡

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SU-TX50の画像
 解説 

5チャンネルパワーアンプとマルチチャンネル入力を搭載したAVアンプ。

パワーアンプ部には独自のエンハンスド・クラスH回路を採用しており、ハイブリッドICを3個用いることで従来のアンプサイズで120Wx3+100Wx2の大出力を実現しています。
また、従来のクラスH方式のアンプの欠点であった歪発生の問題を解消し、高効率と低歪率を実現しています。

ドルビープロロジックを搭載しています。
SU-TX50では5ch構成を採用することで、"L/R/センターとも同じスピーカーを使い同じパワーでドライブする"というドルビー・プロロジックが理想とするサラウンド条件をクリアしています。
また、3つのサラウンドモードを内蔵しており、ノーマル、ワイド、ファントムを選択しています。

ルーカスフィルム社が開発したTHXサウンドシステムを家庭で実現するホームTHXオーディオシステム用デコーダーを搭載しています。

ホールやライブハウスなどの7種類の音場が選択できるSFC(サウンド・フィールド・コントロール)を搭載しており、ドルビーエンコードされていないCDやカセットテープなどのステレオソースを、DSP信号処理によってサラウンド再生できます。
また、3モードSSI(サウンド・ステージ・イメージング)機能を搭載しており、通常のステレオソースの再生時により自然な拡がりのある音場を作り出せます。

デジタルディレイ回路を搭載しています。
ディレイタイムは5mm/secステップで、15~30mm/sec範囲で可変できます。

ドルビーデジタル(AC-3)をデコードするデジタル・サラウンド・プロセッサーや、5.1チャンネルのデコード出力をもつDVDプレイヤーなどのマルチチャンネル出力に対応するため、ディスクリート6チャンネル入力端子を搭載しています。

ハイビジョン放送のディスクリート4chの音声に対応するため、ハイビジョンTV4ch用の入力端子を搭載しています。
また、再生モード切換えを自動的に行う4chステレオ検出入力端子も搭載しています。

照明のON/OFFが可能なパワーメーターを搭載しています。

パナソニック/テクニクスのAV機器を集中操作できるシステムリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 ホームTHXコントロールアンプ
<パワーアンプ部>
定格出力
(ドルビー・プロロジック、
ホームTHXシネマ時)
フロント:120W+120W(6Ω、1kHz、0.8%)
センター:120W(6Ω、1kHz、0.8%)
サラウンド:100W+100W(6Ω、1kHz、0.8%)
定格出力(ステレオ時) 125W+125W(20Hz~20kHz、6Ω、0.05%)
定格歪率 0.05%(20Hz~20kHz、定格出力、6Ω)
全高調波歪率 0.03%(1kHz、定格出力-3dB、6Ω、10次高調波までの総和)
ダンピングファクター 25(6Ω)
負荷インピーダンス A or B:4Ω~16Ω
A+B:8Ω~16Ω
<プリアンプ部>
周波数特性 Tuner、CD、Tape、VCR1/2/3、VDP、VDP6ch、TV、TV4ch:20Hz~20kHz ±1.0dB
入力感度/インピーダンス Tuner、CD、Tape、VCR1/2/3、VDP、VDP6ch、TV、TV4ch:300mV/34kΩ
S/N比 Tuner、CD、Tape、VCR1/2/3、VDP、VDP6ch、TV、TV4ch:70dB(EIAJ)
トーンコントロール特性 Bass:±10dB(50Hz)
Treble:±10dB(20kHz)
定格出力電圧/インピーダンス Tape、VCR1(録音出力):300mV/2kΩ
デコーダー出力:1V/470Ω
<映像部>
出力電圧(1V入力時) 1±0.1Vp-p
最大入力電圧 1.5Vp-p
入出力インピーダンス 75Ω(アンバランス)
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 480W
外形寸法 幅430x高さ170x奥行375mm
重量 12.0kg
付属 システムリモコン