Technics SU-3500
¥86,800(1973年発売)
解説
±40Vの定電圧電源で回路の安定性を高めたプリメインアンプ。
イコライザ回路は、純コンプリメンタリSEPP出力段を持つ差動増幅2電源方式の3段直結回路構成となっています。
また、入力インピーダンスを25kΩ/50kΩ/100kΩの3段階切換えできます。
メインアンプ部は、純コンプリメンタリ全段直結差動増幅OCL回路で構成されており、さらに電源を低電圧化し、出力段には10,000μFの電解コンデンサを2子使用することで、低歪率・高安定度を追求しています。
トーンコントロール回路にはNF型を採用しています。また、瞬時に特性を戻すトーンディフィートスイッチを搭載しています。
オーディオミューティングとしても使えるプリセット式ボリュームを採用しています。
2台のテープデッキが接続可能です。
2系統のPhono端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
回路方式 | 完全コンプリメンタリ全段直結差動増幅OCL回路 |
ミュージックパワー | 190W(4Ω) 125W(8Ω) |
実効出力 (1kHz、両ch駆動) |
55W+55W(4Ω) 43W+43W(8Ω) |
出力帯域幅(8Ω) | 5Hz~70kHz -3dB |
高調波歪率 | 0.08% |
SN比 | Phono:70dB |
ダンピングファクター | 100(8Ω) |
Phono最大許容入力 | 510mV(1kHz) |
トーンコントロール | Bass:±12dB(50Hz) Treble:±12dB(20kHz) |
ローフィルター | 30Hz、-12dB/oct |
ハイフィルター | 8kHz、-12dB/oct |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 110W |
外形寸法 | 幅410x高さ140x奥行340mm |
重量 | 10.2kg |