オーディオの足跡

PR:Technics/Panasonic/Nationalの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

SA-C07の画像
 解説 

チューナー、デッキ、アンプをワンボディに凝縮したFM/AMステレオカセット・チューナーアンプ。

チューナー部はクォーツシンセサイザ方式を採用し、安定度の高い同調を実現しています。また、リファレンス周波数を可聴域外の25kHzに設定することで再生音への悪影響をなくしてます。
さらにチューナー部には、FM/AM各6局プリセットやラストワンメモリー、FMミューティング/モードスイッチなどの機能を搭載しています。

メインアンプ部は2つの高集積ICと1トランジスタのシンプルな回路構成で、出力はAC動作時で20W+20W、DC動作時で10W+10Wのパワーを得ています。

フォノイコライザ部には初段差動増幅によるカレントミラー負荷を採用しています。

FM/AM、レコード、テープ各ソースとのマイクミキシングが可能です。FM/AM、レコードとのミキシングはそのままテープに録音できます。

デッキ部はメタル対応で、録音、再生用に高域特性の優れたSPヘッド、消去用に3ギャップフェライトヘッドを採用しています。
また、2モーター・ICロジックメカニズムを採用しており、キャプスタン用、リール駆動用それぞれに専用モーターを設け、より正確なテープ走行を実現しています。

ドルビーNRスイッチ、ビート解除スイッチ、LEDシグナル/バッテリーチェックメーターを搭載しています。

AC100Vでのほか、別売りで充電バッテリーパック、カーアダプタが使用できます。
また、別売りのスピーカーシステムSB-F07とはスピーカードッキング機構で一体化できます。

シルバーのほかにブラックタイプもありました。

機種の定格
型式 FM/AMステレオカセット・チューナーアンプ
<アンプ部>
実効出力(1kHz) AC動作時:20W+20W(4Ω、THD 0.3%)
DC動作時:10W+10W(4Ω、EIAJ)
全高調波歪率 0.3%(1kHz、4Ω、20W出力時)
残留雑音 0.5mV
ダンピングファクター 16(4Ω)
32(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/47kΩ
Mic:1.5mV/10kΩ
Phono最大許容入力 70mV(1kHz、RMS)
SN比(IHF-A) Phono:71dB
Mic:70dB
周波数特性 Phono:RIAA ±0.8dB
Mic:35Hz~20kHz +0.5 -3.0dB
トーンコントロール Bass:±10dB(50Hz)
Treble:±10dB(20kHz)
負荷インピーダンス 4Ω~16Ω
<FMチューナー部>
受信周波数 76.1MHz~89.9MHz
実用感度(75Ω) 10.3dBf(0.9μV、IHF'58)
SN比50dB感度(75Ω) mono:18.5dBf(2.3μV、IHF'58)
stereo:38.9dBf(24.0μV、IHF'58)
歪率 mono:0.2%
stereo:0.4%
SN比 72dB
周波数特性 20Hz~15kHz +0.5 -1.5dB
実効選択度 65dB
キャプチャーレシオ 1.0dB
イメージ妨害比 55dB(83MHz)
IF妨害比 95dB(83MHz)
スプリアス妨害比 80dB(83MHz)
AM抑圧比 55dB
ステレオセパレーション 40dB(1kHz)
30dB(10kHz)
リークキャリア -60dB(19kHz)
<AMチューナー部>
受信周波数 522kHz~1,611kHz
実用感度 30μV
選択度 55dB
イメージ妨害比 45dB(999kHz)
IF妨害比 40dB(999kHz)
<カセットデッキ部>
使用ヘッド 録再:SPヘッド
消去:3ギャップフェライトヘッド
周波数特性 20Hz~15kHz(normal)
20Hz~16kHz(XAII)
20Hz~17kHz(metal)
SN比 52dB(XAIIテープピークレベル)
ワウ・フラッター 0.05%(W.R.M.S.)
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
バッテリー電源:DC12V(SH-5030使用)
カーバッテリー電源:DC12V(SH-5040使用)
消費電力 68W(AC)
外形寸法 幅329x高さ321x奥行211mm
重量 9.4kg
別売 SA-C07用充電式バッテリーパック SH-5030(¥11,000)
SA-C07用カーアダプタ SH-5040(¥4,500)