TEAC S-200
¥21,800(2台1組、1989年頃)
解説
同軸型スピーカーを採用したコンパクトサイズのスピーカーシステム。
同軸ユニットの低域部分には12cmのラミネート構造パルプ系コーンを採用しています。
また、この低域部の磁気回路を強化し、ボイスコイルにOFC(無酸素銅)線を用いることで、伝送特性の向上を図っています。
トゥイーター部にはポリエステルイミドを使用し、さらに磁気回路ギャップ内に高粘性の特殊磁性流体を用いることで不要振動を排除しています。
ユニットはダブル・マグネットで磁気漏れをキャンセルし、さらにシールドキャップを装着する2重防磁仕様としています。
ネットワークには、ハイパス・フィルターに厳選されたフィルム・コンデンサーとBP(電解)コンデンサを組み合わせており、高域のさらなる高品位化を実現しています。
エンクロージャーは高密度パーチクルボードを採用した、リアダクトバスレフ方式を採用しており、フロントバッフルに固定されたユニットからの干渉を排除しています。
さらに、ポートの口径やダンパー材の配分など、細部にいたるまで高音質設計を徹底しています。
仕上げは、タスマンメープル仕上げとなっています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 ・防磁設計 |
ユニット | 全帯域用:12cm同軸2ウェイ |
再生周波数帯域 | 80Hz~20kHz |
クロスオーバー周波数 | 3500Hz |
インピーダンス | 6Ω |
定格入力(EIAJ) | 40W |
最大許容入力(EIAJ) | 80W |
出力音圧レベル | 81dB/W/m |
内容積 | 約2.6L |
外形寸法 | 幅150x高さ205x奥行160mm |
重量 | 2.1kg |