TEAC LS-80M
¥39,800(1台、1970年発売)
解説
マルチアンプ方式に対応したスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
ダイアフラム、エッジ、ダンパなどの材質や形状を追求したfoの低いロングトラベル・ウーファーとなっており、歪の少ない低音再生を図っています。
中域には12cmのコーン型ミッドレンジを搭載しています。
高域にはマイラーダイアフラムを採用したホーン型ツィーターを搭載しています。
中域、高域用にレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
ネットグリル部分にはティアック独自の三重菱格子を採用しています。
この格子は格子窓を大きく開けた構成となっており、その中心にくるようにツィーターのユニットレイアウトを配置しています。これにより格子による高音域の回折を抑えています。また、格子を構成しているユニットの太さを変える事で格子自体の共振をダンプしており、格子の共振でスピーカーの音質に悪影響を与えるのを防いでいます。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:ホーン型 |
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz |
クロスオーバー周波数 | 450Hz、5kHz、12dB/oct |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 60W |
出力音圧レベル | 102dB/oct |
レベルコントロール | 中域用、高域用 |
外形寸法 | 幅405x高さ670x奥行300mm |
重量 | 19kg |