TEAC TN-80C
¥34,000(1968年頃)
解説
マグネフロートターンテーブルをケースに収め、好みのアームとカートリッジを取り付ける事が可能なアームレスプレイヤー。
ターンテーブルにはTN-202をベースとしたマグネフロート機構のターンテーブルを採用しています。
マグネフロート機構ではターンテーブルをリングマグネットの反発力で浮かすことでシャフトにかかる荷重を少なくしており、耐久性を高めてます。また、ベルトには調精密グラインダーで厚さムラ3/1000mm以内に仕上げられたポリウレタンベルトを採用しています。
モーターには振動の少ないヒステリシスシンクロナスモーターを採用しています。
アーム取付板は上部からの取り外しが可能なユニットタイプで、14inchまでのトーンアームが取り付け可能です。
スペアカートリッジのシェル立てが設けられています。
ケースはウォルナット仕上げとなっています。
ケースの高さ調整機構とインシュレーターにより水平位置が出しやすくなっています。
機種の定格
| 型式 | ターンテーブル |
| 駆動方式 | 2スピード・ベルト・ドライブ |
| ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製、2.4kg |
| モーター | 4極ヒステリシス・シンクロナス・モーター |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| ベルト | 両面研磨高精度ポリウレタンベルト 厚さムラ3/1000mm以内 |
| 特殊機構 | マグネフロート機構 (磁石の反発力でターンテーブルの重さを1/2に軽減) |
| 変速装置 | プッシュボタン式変速装置 |
| SN比 | 46dB以上 |
| 外形寸法 | 幅553x高さ206x奥行430mm |
| 重量 | 13.4kg |